お、う、と、だぁー!!
とうとう着いたよ!王都に!!
何というか、
あー、本当にあそこって田舎だったんだー
って実感するレベル。
前世で言えば田んぼあるけど、大型ショッピングモールとかあるし結構都会だと思ってたけど、
修学旅行で東京に来たら全然違ったときの気持ち。
あれって、結構おどろくんだよねー。
それも、前勇者やってた時とだいぶ違うし…
「おーい、驚くのもわかるが、
そろそろ移動しないと後ろがつまるから動くぞー。」
…。
だって!
あんな空飛ぶ電車?新幹線?みたいなのなかったし、お城だってあんなに派手じゃないしで、もー、驚きすぎて声も出ないし、立ち止まっちゃうんだよ!!
って、置いてかないでー(汗)
あっ、ちなみに今の掛け声は父さんだよ。
はぁー、やっと追いついたー
「遅いぞ!待ちくたびれて疲れたから、あそこの焼き物買ってこーいっ」
「じゃー、ついでに私のジュースも買って来てー」
「えー、やだよ。こっちこそ疲れてんのに…。
それに、もうすぐ入試始まるから無理だよーっだ( *`ω´)」
「ほらほら、喧嘩しないの。
それと、
レオくん、今から食べると多分実技の時気持ち悪くなるからノーだよ。」
ふふん、それみろー(`・ω・´)
おこられてやんのー
「リューも、その顔やめなさい。
もう時間もせまってるし、仲良く学園に行きなさい。
本当は観光ぐらいさせてあげたかったんだけどね…
まぁ、それは後からでもできるし…
君たちなら、問題はないよ(レオくんの学力検査が少し心配だけど…)
ファイト!だよ。」
「「「はい(はーい)!!」」」
「それと、観光はレオが寝坊したからだから、父さんのせいじゃないよ!」
「レオのー、寝坊助ー」
「何だとーっ、
「あははーレオがおこったー」
って、怒ってないわ!待ちやがれ、おまえらー!!」
「とうさーん、また後でねー!
ふふふー、レオ
こっちまでおーいでーーー」
「おーいでー」