今現在とちょっと戻った時ののお話
ガタンッ ゴトンッ ガタッガタッ
あっ、今馬車に乗ってて王都に行くところだよ。
俺の住んでるところはまぁまぁ田舎で、王都まで一週間ぐらいかかるんだ。
ん?
なぜ王都に行くのかって?
それはね、半年前のことに遡るだけど…
あ、うん、確か半年前くらいの話になる……はず!!
とまぁ、そういう事で、回想スタートします!
*____________半年前
バタンッ
「リュー、ミーちゃん、レオくん、学園に行くわよ!!」
…
……今扉を音がなるほど開けたのはうちの母さん。
ちなみにミーちゃん、レオくんというのはうちの幼馴染で、本名はミル・スカンディア、レオン・ブルムだよ
「リュカ、現実逃避はダメだよ〜」
「はぁ…
ミル、少しは気持ちをわかってやれ。
急にそんなこと言われたら誰だってしたくなるだろ?
それも、学校じゃなくて学園なんだし…」
むむむ、
そんなこと言っときながら、二人ともあまり動じてないじゃんか!!
「まぁ、今に始まったことじゃないしな」
あれ?声に出してないし、エスパー??
「いや、顔にでてた。いつものことなんだから察しろよ。
で、おばさん。なんでまた学園に??
俺たちの学力では夢のまた夢の話なんですけど」
「よくぞ聞いてくれました!!
正直忘れ去られてるかと思ったよ〜。
あなたたちって、魔法の実力だけで言えば、なかなかいい線いってるのよね〜。」
…
………(´-ω-`)
「だから、受けてもらおうってこと??」
「YES!!
将来的にも安心だし、そろそろ私たちも王都に行きたいし!」
最後の方が重要に聞こえるのはどうしてだろ??
「おばさーん、そんな簡単にいいますけど、学園は貴族たちがほとんどでしょー?
その中に私たちが受かるって難しいと思いますよ。学力的に〜」
「だ・か・ら!やるのよ!
これから半年間猛勉強を!」
「げっ!
俺、勉強マジ嫌いなんですけど…」
「
レオくんならいけるわ!!(たぶん……)
なんなら、リューに教えてもらいなさい。あの子ああ見えてある時代を除いての社会以外は、ほとんど完璧だし。
ミーちゃんは、
うん、問題ないわね」
「レオ、ドンマイ(`・∀・´)」
「うわ、その顔ムカつくわ」
「あはは〜、レオー、ドンマーイ」
「ぐぬぬ……」
「さぁ、ということで、やるわよ!」
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回想終了ー。
で、王都ついたら、試験なんだよね
もう泣きたいよー
試験なんて前世で十分なのに…