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開戦

俺と桜を式神と炎が襲い来る

それを光の粒子がカーテンとなり妨げる

刹那─雷撃が他の参加者を撃ち抜き脱落させる


「ナイスだ希光。」


「桜こそ。」


その瞬間俺達の後ろの風景が揺らめきスーツを着た少年が姿を現し魔力の刃、魔刃で斬りかかる

それを俺達は身体を捻りギリギリ躱す


「今のを避けますか……流石ですね桜様、希光君。」


「うるせぇ不意打ちの初撃くらいちゃんと当てやがれ駄執事。」


2対の日本刀を持ちスーツを着たこの少年は鳶沢 冬馬

希光の同業者である


「んだとこのキラキラ馬鹿眩しくて鬱陶しいんだよそのキラキラ。」


「ばーかそれはお前が日陰者だから眩しく見えるんだよ日陰馬鹿。」


数秒の沈黙の後冬馬が動いた


「希光!」


「わかってる、乱戦じゃない状態で来るのがわかってる不意打ちなんかくらうかよ。」


希光から放たれた魔力が会場を凪ぐ

見えていた風景が綻び2つの人影が姿を現した


「なかなかやるのね希光、やはり貴方はその女よりこの私 吉良きら 雲雀ひばりに仕えるべきですわ。」


黒い真珠を思わせる長く美しい髪を優雅になびかせながら吉良雲雀は告げる


「何を言っているんだい?陽炎こと幻術使いの吉良雲雀

希光は君みたいにとても大きい乳なんかより僕の乳と僕に夢中なんだ行くわけないだろう。」


「……は?」

俺と雲雀の声が重なる


「主とそんな関係性を持っていたのですね希光!最低です!!」

雲雀が声を荒げた


「誤解だもってねぇ!桜いきなり何を言うんだ!!」


「ふふん。」


「勝ち誇ってんじゃねぇ!」


桜の横から冬馬が現れ桜の撃破を狙う

それを希光の操る光の粒子が盾となり受け止める

冬馬が離れ防御が薄くなった雲雀を桜が雷撃で狙い撃つ

雲雀は手元に魔力を集め受け止める

冬馬の攻撃を止め雲雀を狙い雲雀が幻術を使い攻撃を仕掛けるを繰り返す


80位台のレベルではない攻防が一時間続きその日の桜花祭は幕を閉じた

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