幕開け
「桜花の名に栄光を。」
鼻の下に獅子の鬣のような髭を生やした男の宣言により桜花祭前夜祭は終わりを告げ本格的な桜花祭の幕が開けた
「さぁ帰ろうか希光。」
「?いいのか桜今日の試合は見なくても。」
「あぁ、構わないさ侮るつもりは無いが僕は88位で更に君がいる対策をするまでもなく上位組と戦うまでは楽に生き残れるつもりさ。」
「…そうか、わかった戻ろう。」
「うん。」
自然な流れで手を握られたため言い出せなかったが何故この女は俺の手を握るのだ新手の圧迫面接か?もっと働けということなのか?そうか、そうですかそういうことですか
「いってぇ!!」
耳をつねられた
「希光君は今僕に対して失礼な事を考えていただろう。」
「か、考えてない。」
「目が泳いでるぞ目が……はぁ、もういい今日は帰ってシャワーを浴びて寝る夕飯はいらない。」
「はいはい。」
帰った後も桜は特に対戦相手の対策を練ることもなく本当に寝てしまった、そして特に何も無く時間は過ぎて行って桜が参戦する日は来てしまった
「ふむ、今日の僕達相手は93位の傀儡遣いと89位の陰陽師に……成績SSS+の陽炎だと?」
「SSS+……それって実戦、座学、素行全てを取っても優秀な生徒って事だよな何でそんな生徒がわざわざ89位に?」
「わからない、わからないが何かしらの目的があるのだろう対策を練らなかったのは僕の落ち度だすまない情報不足だった陽炎以外の86位までは特に何もいうことは無いが気を引き締めて行こうか。」
「ああ。」
そういい俺達は試合の行われるステージへと歩を進めて行った
感想有り難うございました
寝ぼけて頭の回らないなかただの思い付きでそうだ書こうと思い書いてしまった駄作の小説ですが今回からは頭の回る時に書きますのでよろしくお願いします
次回からは戦闘シーンに入るので生暖かい目でお見守りください