表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/47

9話目:特技

さっそく、ブランクカードにナイフで傷つけてできた血を垂らす。すると、カードが眩く光り、収まったときには、カードの表に文字が刻まれていた。ちなみに俺のカードは、


名前:セイジ

LV:12

職業:なし

ランク:E


となっていた。職業の欄が【なし】なのは、登録をしてないからだそうで、後で、ギルドかどこかで登録すればいいとのことだ。ちなみに、職業:勇者というのは無いらしい。それは、勇者が職業ではなく、どちらかというと称号的なものだからだそうだ。


あと、ランクという見慣れないものがあるが、それはギルドでの功績によって変化するという。Eから始まり、上にいくごとに、D,E,C,B,A,Sと上がってくものだそうだ。上に行けばいくほど、ギルドでの権限や恩恵が増えていくという。



みんなそれぞれ、出来たカードを見せあいながら話しをしていると、出張ギルドの人が、


「カードに手をかざして特技閲覧と念じてください。そうすれば、カードに特技が表示されます。みなさんはまだ、特技を習得してないので、いまは習得できる一覧が頭に浮かんで見えるはずです。そこより、選んだ特技を選択してもらえば、特技を習得できます。」



さっそく見てみると、一覧にはざっと50程の特技が浮かんでいた。

【剣術】【槍術】【光魔法】【火魔法】・・・などなど、たくさん浮かんでいるが、この中から全部選べるわけではない。


そう、特技にはLVが5になったら1つ選べるという制限があるのだ。ここは慎重に選ぶ必要がある。



一通り目を通していくと、ふと特技の下に奥技の欄がでていた。それは、【武器術】【属性魔法】の2つだ。


なんだこれは?武器とか属性とか、いまいち抽象的すぎてわからないが…。ギルドの人に聞いてみようかと思ったが、ここで目立ってもいいことないのでやめにした。


ここから、出たら聞けばいいだけだからね。それに、特技の上の奥技なんだから、そっちの方がお得でしょ。


と、思い、迷わずその2つを選択した。今はLV12なので、ちょうど2つ習得できた。そして、選んだと同時に、カードにその2つが記載され、浮かんでいた一覧が消えた。


そして、カードには、


特技:なし

奥技:【武器術 LV1】【属性魔法 LV1】

神技:【全花召喚オールフラワー LV1】


と表示されていた。


それにしても、異世界チートとでもいうのか、いきなり奥技を習得できるとは。ムフフと、思いまわりの様子を見ていると、


「俺は【剣術】と【身体強化】を選んだぜ。」


「私は【光魔法】と【水魔法】よ。」


などと特技を教えあっている奴らがいた。バカだな、奥技のほうがいいに決まってるじゃないか。と思い聞いていたが、



いやいやまてよ…。


もしかして、わけのわからん奥技を取るより、堅実な特技の方が使い勝手がいいんじゃないか?いままで習ってきたものの方が、使い勝手いいのはあたりまえのことだし…。


うぉーー!しまった、バカは僕の方だったー!



と、頭をかかえていたが、まあ、ただ生きてく分には問題なかろうと思い直して心を落ち着けたのだった。





その後、みんなで見せあってる姿を見て、ギルドの人が、


「特技はなるべく人に見せないようにしてください。特技がばれると、危ない人達がよってくるかもしれませんし、冒険者はだれも見せないのが常識です。」


つまり、弱点を晒すようなもんてことか。特技がわかれば対処の仕様がすぐに取れるしね。魔法使いなら、魔法使わせないようにしたら、簡単に倒せるしね。


「あと、特技の欄は任意で消せますので、必ず表示しないようにしておいてください。」


つまり、信用ある人しか見せたらダメということだろう。まあ、これはかなりの生命線だし、大事にしないとね。



それにしても、ギルドカードとはすごい技術だね。これがあれば特技を習得できるとか、まさに、パワーアップアイテム。さすが、魔法の世界。なんでもありだね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ