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29話目:魔法の知識

次の日、寝不足な目をこすり、王様にもらった土地に行くことにした。


なんで寝不足かというと、昨日あれから魔法が使えたことがうれしくて、夜遅くまで、いや実は明け方まで魔法をいろいろ使っていたからだ。おかげで寝不足になったが、そのかわりLVもあがったので良しとしよう…。


で、実際来てみたのだが…。



「うん。まあ、見事に荒地だわ…。」


人が管理していないので、岩がむき出しだわ、雑草が生い茂るだわで、かなり手入れしないと使えなくなっていた。まあ、この国は人手不足だから、余った土地など誰も手入れしない、いや、できないのだろう。



ここまで案内してもらった、おっちゃんが帰った後でさっそくやってみることにした。ちなみに、今回アイシャは王子王女コンビと遊びに行くといったのでついてきていない。


まあ、今回は柵の中なので危険は無いので問題ないだろう。




「さて、さっそくやってみるか。」


今回は異世界の樹木は植えないことにした。異世界のだと皆が驚くというのもあるが、やはり管理をすることができないだろうからだ。そこで今回は、こっちでもあるリンゴの木を中心に、後は見たことのある果樹を適当に召喚していくことにしよう。


後は、土地を開墾するかだが、これはまあいいだろう。なんせ、僕の能力を使えばいきなり成長した木になるのだから。苗から育てない分、楽になるだろう。


「よし、さっそくやるか。」



こうして、午前中には荒れ地には一面の果樹園ができていた。おかげで僕の魔力も底をついてしまって、今は動けなくなっているのだが…。まあ、報告の方は明日にでも行けばいいだろう。





昼からは魔法の練習をすることにした。魔力は昼休みをしたのである程度は回復しているが、火を出したりなんかはかなりの魔力を消費するので、今は違う事を試すことにした。


僕が見た本の知識では、魔力を回復するためには3つ方法があり、一つは自然回復。二つ目は、薬などを使い回復する方法。つまりゲームでいうとこの、魔法の聖水とかエーテルとかそういったものだ。そして三つ目は、他者から貰う方法だ。なので、今回は1つ目の自然回復をするのだが、これにも方法があり、寝て回復するのと瞑想して回復する方法があるということだ。



前まではよく分からなかったが、今ならなんとなくわかる。それは、魔法を使ったことで魔力の流れが見えるようになったからだ。


昨日はエムロイさんの教えで、その魔力の集め方とか流れの制御の仕方とかいろいろ習ったので、今ではかなりのものになったと思う。エムロイさんは、僕の学習力がすごい早いので、天才だとか言っていたが、おそらく異世界補正とかなんかだと思う。


僕って、あっちでは天才でもなんでもなかったのだから。いやまてよ、魔法はあっちの世界にはなかったのだから、もしかしたら才能があったかもしれないな。まあ、あまりポジティブに考えないでおこう。


違ってたら恥ずかしいだけだしね…。




話は戻るが、要は瞑想で魔力を効率よく回復することができるということだ。これを究めれば、戦闘中でも魔力の回復ができるらしいのだが、そこまでできればまさしく天才だろう。


瞑想の極意は、自分のまわりから微量にある魔力を身体に取り込むことだ。集中して魔力を制御することでできれば、意外と難しいものではない。



そこで、この瞑想と魔法を交互に使うことで、効率的に修行することができるようになったのだ。





次の日からは、朝から人気の無い果樹園にきて、こっそり修行を開始した。アイシャの方は、王子王女コンビとしばらく遊ばせとけばいいだろう。同年代の友達がいなかったからか、あっという間に仲良しになったみたいだし。





そうして、1週間くらい修行することで、魔法もだいぶやり方を覚えた。そして、日本での知識がここでも役にたった。



例えば、火の玉を出す魔法なのだが、これには科学の知識を使うことで、初級なのにかなりの威力を出すことができるのだ。


つまり、火が燃えている理屈を理解することなのだ。燃える材料は自分の魔力で、それに酸素を加えることで燃焼を効率よくできる、といった具合に、火の魔法単体でなく風の魔法も合わせることで、威力をあげることができるのだ。


なので、ファイヤでもエアーでもないので、どちらを唱えるかわからないので、最初から無詠唱で練習をした。それが功をそうし、いまでは無詠唱の方がやりやすくなったくらいだ。




だいぶ強くなった気がするし、そろそろ魔物相手にでも使ってみたいものだ。今度、依頼でも受けて魔物狩りにでも行くかな。




「ん~、そういえば、依頼といえば、なんか忘れてる気がするが…。」



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