17話目:初パーティ
次の日、いつものように朝からギルドに顔を出してみると、昨日の2人組みが中にいた。そして、すぐにこちらを見付け話しかけてきた。
「ようっ。昨日はありがとな。」
「おはようございます。ほんとに助かりました。」
「おはよう。まあ、困った時はお互いさまだから、気にしなくていいよ。」
朝の挨拶をすませ、今日も仕事がないか掲示板に向かおうとしたとき、リウイが、
「じつは昨日、2人で話あったんだが、どうだろう?俺達とパーティーを組まないか?」
「え!?パーティ?」
「ああ、そうだ。昨日2人もやられてしまって、2人では正直続けてく自信がなかったんだが、あんたさえよければ一緒にやらないか?」
うーん、どうしようか?
正直パーティは魅力的だ。今まで避けていた討伐系の依頼も、1人では不安だったので渡りに船とはこのことだが。そのかわり、薬草の採集はできなくなるかな。やっぱり、神技なんてそうそう人に見せるもんじゃないから、なるべく隠しておきたいしね。
と、悩んでいると、もうひとりの魔法使いであるミーナが、
「どうかな?私も、あなたなら歓迎なんだけど…。他のパーティに入るのも、なんかね…。」
なんて言ってくれるから、ちょっと気を良くしたよ。そうだな、一度パーティに入ってみるのも経験になるかな。この世界で仲間とか、けっこう大事かも。特に、野宿とか野宿とか野宿とか…。
「わかった。一緒にやってみよう。」
「おお、そうか!よろしく頼む。」
「良かった。これから、よろしくね。」
てことで、僕達はさっそくパーティ登録をした。リウイ達のパーティは昨日一度解散しているみたいで、今回新たに登録という形になった。といっても、特になにか変るというわけではなく、名前の後に【P】とついただけだった。
詳しく聞くと、パーティ登録すると、特技などの経験値はや魔魂は平均に分配されるのと、あとは、パーティだと受けれる依頼が増えるといった特典があるのだとか。
ちなみに、二人のステータスは、
名前:リウイ P
LV:8
職業:剣士
ランク:E
名前:ミーナ P
LV:6
職業:魔法使い
ランク:E
となっていた。
まあ、自分と一緒で駆け出しの冒険者といったところだ。ちなみに、二人の特技は【剣術】と【火魔法】らしい。ふつう特技までは見せないので、これは直接二人から聞いたことだが、パーティを組む上で信頼の証らしい。
僕のほうといえば、とりあえず特技のことは【剣術】ということにしておいた。ここで奥技とかいったら、白い眼でみられそうだしね。
あと、職業についてだが、職業はギルドで登録できるらしく、特に名前だけのものなので何でもいいそうだ。要は、仲間とかに見せる用にあるんだろう。パーティを組む上での参考になるからね。だから、実際の職業とは違う行動をする、たとえば、剣士が魔法使ったりといったこともありえるのだそうだ。
僕も、さっそく職業を登録した。職業は【剣士】にしてもらった。なので、今のステータスは、
名前:セイジ P
LV:12
職業:剣士
ランク:E
と、なった。
うん、少しカッコよくなった気がするぞ。
これで、今度の依頼からはみんなで協力プレイができるな。なんかワクワクしてきた。
けっこう憧れてたんだよね。みんなで、野宿とか、みんなで狩りとか。なんか、信頼とかゆうんだっけ?いいもんだよね。
て、このときはすっごい浮かれてたんだ。




