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12話目:初冒険

城下町から少し歩けば、そこにはかなりの広さの麦畑が広がっていた。城下町の食糧を考えるとこんなものだろう。まるで、黄色の草原のような風景が目の前にあったのだ。


「日本では絶対見れない風景だよな。」


さっそく、異世界の風景に感動をしていた。この世界に来て、良かったかなと思えた。しばらくは立ち止まって見惚れていたが、さすがにずっとみているわけにもいかないので、その風景を横目に見ながら、街道を歩いて行った。




出る前に門番に聞いた話だと、隣町までは大人の足でだいたい2日間くらいかかるらしい。さすがにゲームのように、簡単に隣町まで行きましたって距離ではないよな…。





最初のうちはよかった。見る物が新鮮で、なんかピクニック気分で歩いていけたのだから。


だが、さすがに一人で黙々と歩いていると、足の疲れも相まってゲンナリしてきた。だって、大人の足で丸2日間なんだから、距離にしたらだいたい50kmくらい歩く計算になるんだよ。そりゃ、疲れもするって。


しかも、話し相手もいないと時間が長く感じる…。


やっぱり、仲間は必要だよね。




とまあ、そんな感じで1日目は歩き通した。この世界に来て鍛えていたおかげで、筋肉痛になるという事態は避けられたが、とにかく疲れた…。人生でここまで歩き通したことはなかったからね。


日が傾きだしたころ、俺は初めての野宿の準備を始めた。一応、一通りのサバイバル技術は習っていたので、問題なく準備もできた。



ここで気をつけなければいけないのが、こちらは魔物や盗賊が徘徊してるということだ。日本のように安全な場所などない。なので、寝る時がもっとも危険なのだ。2人以上いれば交代で見張りができるのだが、あいにくと一人なので、仮眠しかできない。まだこの辺は魔物があまりいないらしいから、大丈夫かもだが、この世界での野宿はむこうの野宿とは違うというのを頭に入れとかなければいけない。


本当に仲間は必要だね。



夕飯の準備はすぐに終わった。神技で果物を召喚!完了!


さすがに疲れていたので、料理をする気力はなかった。今後なれてくれば料理もしていきたいと考えてはいるよ。異世界の材料を使って異世界料理とか面白そうだからね。



その後焚火をし、木に寄りかかりながら寝ることにした。一応、焚火は体温を下げないのと、魔物避けを兼ねてるらしい。焚火の火は、【火打石チャッカ】という魔法道具マジックアイテムでつけた。この世界は魔法が普通にあるのでいろいろ便利だ。



俺の冒険1日目は終わった。もちろん次の日は身体中痛いのと、寝不足だった。筋肉痛などではなく、ただ単に、寝床が堅かったせいだ。寝不足なのは、魔物を警戒していたからだ。一人だともしもの時に起こしてくれる人がいないから、けっこうビクビクしながら寝ていたから、ほとんど寝てないのと同じだ。




それから、2日目。


朝起きて、これまた果物で軽く朝食をとり、ひたすら歩き続けた。そのかいもあり、夕方になるくらいには、ようやく隣町についた。


今回は運がよく、盗賊にも魔物にも会うことはなかった。




後で聞いた話だが、どうやら最近討伐隊が出てきて、街道沿いの討伐をやった後だったみたいで、しばらくは安全に旅ができるそうなのだった。ますます、運がよかったのだろう。



まあ無事に町につけたのだから、とりあえず、一安心てとこだ。

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