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震え

寄り掛かることができるなら

なんだってよかった


何でもいいから

他人より突出したものが欲しかった


私は何にもない人間だけど

それをわかった上で

他と違う"自分"を

他の誰でもない"自分"を


ずっと意地張りつづける虚栄心や

泣きっぱなしの劣等感が



あまりにも

凡人の私を許さないから



変わらなければいけない、と



ドロドロになった

醜い願望で

ひたすらに乞う



綻びる私が

あまりに恐ろしくて




おそろしくて

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