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ロードランナー/無題
臆病を携えて
足を踏み出せ。
ロードランナー
我慢ばっかなんて耐えられないだろう?
臆せず、
自身の力と希望を信じて進むだけ。
無理だとか
不向きだとか
よく言葉で吐き出すけど
思えばこれは言い訳だ。
無理だと言って逃げたり
向いてないと言ってやらない。
もうやめにしようや。
どうなるかなんてわからない。
予測不可能
常にチャレンジャー
「上等だ」と呟き足を前に
さあ、道は開けた。
思いのままに突っ走れ。
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絶望や悲しみの果てにあったのは一つのトビラ。
なにかが変わろうとしてた。
生物に変わらぬものなんてないから
生きるたびに多くを学び
多くのものに触れ
複雑になっていく。
光の中に生まれ
闇に溺れ
そしてまた
新たな光へはい上がる。