偽りと真実の中で
大分前に書いた詩、です。自分の中に、小さな葛藤がありました。
誰からも好かれたくて
嘘でもいいから笑ってなければと思ってた。
嘘はきらいだ。
正直が1番だ。
矛盾する心と体。
結局誰かを傷つけてしまう。
私は馬鹿で馬鹿で、
どうしようもない馬鹿で
何が1番大事かもわからない。
決められない。
大事だった、と後々に知る。
優柔不断な人間です。
いくつもの後悔を悩み、悔やみ、無意味に泣き
今日もまた、追憶を奏でる。
淋しく暗い愛の歌を。
日向があるから日陰ができる。
お日様が強く輝くほど、日陰は暗くなっていく。
その二つが一人の人に住み着くから私達は悩む。
そう、悩むのが当たり前。良いこと、悪いことの繰り返し。
人はそんな中をさ迷ってる。嘘の仮面を常に持って。
"ウソ"なしじゃ私達は壊れてしまうから。"素直"なしじゃキレイに笑えないけれど。
笑いたいな、
そんな風に。
「笑おうよ」
ほら
風が踊るよ、葉をのせて
青い空はすべてを受け入れるって
笑ってる。
緑の木々は背中押してるよ。
"がんばれ"って。
手を広げて世界を感じよう。
手の隙間をすり抜ける風に、体全体で当たってこう。
高いソラに手を浸して
心の底から
わらえ、わらえ。
絶えず流れてゆく時間を
たくさんのモノで飾っていきたいんだ。