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朝のヒカリ／アオイソラ
二つの詩を入れました。
テーマは…"ハカナイもの"…かな？
遠くの方でヒカリ玉一つ
顔出した。
空気は冷たく澄み渡って
ふいに吹く風が
鋭く体中を刺す。
いつか、いつか
この風が優しいものに変わるのだろうか。
ならば私も
変わればいいのに。
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アオイソラ
晴天、吹き抜ける風、
楽しそうに踊るヒカリたち。
人はきっと信じてる。
この空が永遠のものだと。
唯一の永遠なのだと。
心から大切だと思えるのは
失ってしまってから。
失ってやっと、大切だったって気づくの。
いつも傍にいる人が
いつかはいなくなるんだと思うと、未来に憎しみすら抱くけれど
誰にでも公平な時間は
所詮、止まりやしないんだ。
雨上がりの空、
何十分も架かる虹、
人は綺麗だと言うのか。
果敢無いモノこそ美しい。
頭上に広がるソラよ。
貴方は正直だ。
一つ聞こう。
「人間は輝いていますか」
