3/56
空と星と人
詩、です。
夕方、一人でいて寂しくなったときに書いたもの。
薄暗い夕方
今日はもう終わるんだと
ふと思い
思わず出た溜息
「今日私は、ちゃんと笑えていましたか?」
「今日私は、ちゃんと生きていましたか?」
誰かに聞いたわけじゃないけれど
誰かに答えて欲しかったんだ
誰かに見ていて欲しかったんだ
時に人は残酷なくらい冷たくて
とても恐ろしいものに変わるけど
時に人は痛いくらい優しくて
とても眩しいものに変わる
信じられないもの
信じられるもの
どちらにも当て嵌まる
それが人間
夜空に浮かぶ星たちは
何を思い光輝くのだろう
誰かに見てもらいたくて?誰かに"きれいだね"と言われたくて?
下にいる私達に気づいてもらわなきゃ
存在する意味なんてないものね
きっと同じなんだ
みんな同じなんだ
気づいてほしいのは君だけじゃない
一人ぼっちに感じるのは君だけじゃない
愛されたいと叫ぶのは
君だけじゃない
私も愛されたいし
みんなも愛されたいんだ
自分から
深い深い海に足を踏み入れることなんかしなくていいよ
青い空が君を待っているから