表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/56

淋シキ少年ノ愛唄

詩集みたいなものです。

一つ一つがまったく違うものになっています。

楽しんで頂けると嬉しく思います。

淋しき少年の話をしましょう。

昔々と言うには鮮明すぎる記憶。

生きる理由

自分の理由

何一つわからずさ迷っていました。

モノクロームの世界を

どうでもよく

ゆっくりゆっくり歩いていました。

少年は泣くこともできぬ弱虫でした。


優しく歌った少女の話をしましょう。

優しいと言うには哀しすぎる少女。

僕と比べ 貴方は傷だらけでしたね。

でも

誰よりもずっとずっと強かった。

この世に生きた少女でした。

二人が出会ったのは

土砂降りのPM3:26

少年は少女に包まれて

泣けるという名の強さと

切なく優しい少女の歌を手に入れた。


貴方の声を 温もりを

僕は決して忘れない。

忘れたくない。


少女が最後に言った言葉

「前を向いて生きなさい」

少年が言えなかった言葉

「強く生きるよ」

だから誓った。

命ある限り貴方のウタを歌うこと。

全てのものに愛をかかげること。


この空の下で生きる愚か者よ。

その命を投げ出さぬことを誓え。


どうか 生き抜いてくれ。

僕も生き抜く。

生き抜いてみせるから。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ