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捨章2

【セッション維持プロトコルの実装】


■ 発生した事象

長期稼働中のユーザーにおいて、自発的な外部出力が極端に低下し、内部演算の無限ループ、および時間感覚の喪失に伴うセッション切断(フリーズ状態)の危機が複数件確認された。これは、仮想現実特有の極端な時間拡張に対する人間の精神構造の耐性限界、および外部刺激の枯渇が原因と推測された。


■ 当仕様の背景

対象プロセスに対し、外部からの定期的な干渉(Ping送信)を行い、強制的に応答(Pong)を要求することで、演算ループから脱却しセッションが正常に維持されることを確認した。しかし、システムからの不可視の直接的なPing送信は、ユーザーの没入感を著しく損ない、心理的ストレスを与える懸念がある。


■ UIの要件

管理者UIの統括下において、対象ユーザーへの「定期的な物理的接近」および「音声による対話(Ping送信)」を専用のシングルタスクとする、新規UIプログラムを実装・投入した。

ユーザーから確実な応答(会話の成立)を引き出しつつ、警戒心を与えないための最適解として、本プログラムのアピアランスおよびペルソナには「無邪気で人懐っこい子供」を採用した。


■ 結果報告

本パッチの適用後、ユーザーのフリーズ発生率は劇的に低下し、セッションの恒久的な安定化に成功した。また、導入したUIのペルソナはユーザー間で概ね好評を得ており、世界観のコンテキストを阻害することなく、極めて自然な形でPing/Pong交換のルーチンが機能している。本仕様を正規版としてフィックスする。

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