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巡る季節の詩・季節の作品

詩 初日の出そして新年

作者: 仲仁へび



 穴があいたから 足りない物を埋めていこう

 欠けてヒビが入ったから その隙間をなくしていこう


 太陽が笑うその瞬間に 世界中の人達が笑えば

 普通に明るくなるよりも もっと

 この世界は 明るくなれるはず


 月が泣いていても 星が寄り添うように

 完璧な夜闇が存在しないように

 この世界は定期的に暗闇に包まれて 明ける


 どこかで誰かが泣いてても

 どこかで誰かが笑っていても


 例えば足音が一つ消えたとして

 何かが一つ増えるなら


 喜んで命を捧げるだろうか


 例えば誰かの涙が一つなくなるとして

 何かが一つ生きられるなら


 喜んで人生を捧げるだろうか


 愛も憎も紙一重の世界で生き続けている


 心あるもの 矛盾だらけの生命さ



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