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メガネ勇者  作者: 氷雨 蒼
1章 召喚
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9話 初めての戦闘

今、俺はミラともう1人と一緒に魔物の大群のボスと戦っている。なぜ、初めての戦いでボスと戦っているかと言うと数時間前に戻る。


数時間前...


「これから、コリンに迫ってきている、魔物について説明をします。迫ってきている魔物は、ゴブリン、オーク、ルーヴァン、ロウの4匹が現在確認しています。確認しているのは現状は4匹ですが、それ以外もいる可能性があるので気をつけてください」

受付嬢は紙に書いてある、魔物の情報を読み上げていった。

冒険者達は静かに話を聞いていた。

「これから、冒険者の皆さんには魔物を倒しに行ってもらいますが。パーティーメンバー3人以上で魔物を倒して下さい。報酬金はパーティーで倒した魔物の素材を持って来てください」

受付嬢は、紙を読み終えた。


話を聞いてメンバー不足である事に気がつき、俺はパーティーメンバーをどうするか?をずっと考えていた。


俺が考えていると、冒険者達が動き出し次々とギルドを出ていった。


「おーい、エイチちゃんと話聞いてた?」

「聞いてたよ」

ミラが不安そうに聞いて来た。

「後、1人どうする?」

どうやら、ミラも同じ事で悩んでいた。

「今たくさんの冒険者が外に出てるからしばらく待とう!俺達と同じ事で悩んでいる人がいると思う」

「わかった。じゃあしばらく待ちましょう」


たくさんの冒険者が次々と外に出て行き、数人だけが残っていた。

「さぁ、この中から誘おう」

「じゃあ、あそこに居る。慌ててる女の子にしましょう!」

「見つけるのはやっ!あの子なら大丈夫そうだな」

俺は見た目で判断をした。見た感じ、魔法使いである。ミラがどうゆう戦闘スタイルかわからないが、魔法使いは必要だ。


「ちょっと、いいかな?」

ミラはものすごい勢いでその子の前まで行き話かけた。


「は、はい!何でしょうか?」

はわわ、としている。

緊張でもしているのか?

「貴女の名前は何?」

「カ、カ、カリンです」

やっぱ緊張だな。ミラが話してるから人の感情がわかりやすい。


「カリンちゃんね。早速だけど私達と一緒にパーティー組んでくれない?」

「は、はい!よろしくお願いします」

はやっ!緊張してるとはいえ、即答過ぎる。

「カリン...ちゃん、君は何で緊張してるの?」

緊張してる原因を知る事にしょう。

「あっ、えーと、そのー、初めての戦いで緊張してました」

「そっか」

俺も少しは緊張している。騎士団で訓練をした(?)とはいえ、実戦は緊張する。

「さて、カリンちゃんがパーティーに入ってくれたから行きましょう!」

「「おう(はい)」」

ミラが先頭をきって、外に出た。


———————————————————————


町を出て、30分ぐらい経過した。

今の所魔物には会ってない。おそらく近くに冒険者が居ないから魔物を倒して終わったから、もっと奥に行ったのだろう。


カリンの事だが。

最近、冒険者になったばかりで緊張してるとの事だ。属性は風で攻撃魔法を得意としているらしい。支援も出来るらしい。

ちなみにカリンと呼んで欲しいそうだ。

緊張が解けてば、もっと活躍出来るかもしれない。


もうしばらく歩いて居ると、メガネスキルの【感知】が反応した。

予知は、草むらの奥を示していた。


「ミラ、カリン止まれ」

「エイチどうしたの?」

「何かが来る」


しばらくその場所で待った。すると、草むらの奥からオークが来た。


「オークだわ!」

「これが魔物か」

「はわわ」


俺は初めて見た魔物に感激しながら、腰に納めていた鞘を握り刃を出して構えた。


「エイチ、オークは剣での攻撃は通りにくいわ!カリンちゃん魔法で傷を作ることできる?」


ミラは状況を即座に判断して、命令し出した。俺はミラに判断力が良い事に気が付き、タイミングを委ねる事にした。


「で、出来ます」

「じゃあ、お願い。オークの弱点は首よ!」

「はい!」


カリンは魔法の杖を自分の前に出し、詠唱を始めた。


「風よ、私の刃となりて、敵を切れ、

風刃ウインドカッター】」


カリンが放った魔法はしっかり首に当たり傷が生まれた。


首に傷ができた事によりオークが焦り出した。


「エイチ!今よ!傷の場所に剣を刺して斬って!」


「おう」

俺はオークの首に目掛けて走り、刀を首の傷に入れ、刀を左側に捻り刃がある右側に向かって首半分を斬った。


オークはそこから血が多く出て、前に倒れた。


「•••やった!初めて魔物を倒した!」

「私達良いチームね」

俺とミラは喜んでいた。

カリンは緊張がピークしたのか腰を落とした。

「き、緊張したー」

「大丈夫?」

「はい、大丈夫です」

うん?普通に話せたな?

「もしかして、カリン。緊張解けた?」

「え!本当だ。緊張が解けてる」

「良かったね」

俺も緊張が解けた。これなら、もっと戦えそうだ。


「素材を取って、次に行きましょう」

「はい!」


オークの素材をミラの指示を聞きながら取り、次の戦いに向かった。

誤字等があったら教えてくれると嬉しいです。

戦闘シーンどうだったでしょうか?みなさんに伝わってくれたら嬉しいです。

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