6話 他の勇者達は•••
この6話は、ミラと英智が隠し通路を通っている時、他の勇者達と王国側は何をしていたかです。
—鉄也、陸都、秋夜—
鉄也、陸都、秋夜は魔法の練習とサバイバル知識を学んで帰っていた。英智が一緒にないのは覚えがよく、教えた事が大抵はすぐにできてしまった事で先に帰っていた。
「疲れた」
「疲れたな」
「疲れたねー」
みんなが英智より疲れたのは、教えてもらった先生が英智の先生以外男だった。
英智の時は、すぐに魔法の使い方に行っていたが三人の場合はしばらくの間、走り込みをしていた。
「魔法、使いたかった」
「アニメ見ている奴は少なからず、憧れるからね」
魔法の使い方を教えてもらっている時は、教えが悪く三人はまるで理解出来なかったらしい。
「おかげさまで全身筋肉痛だし」
「俺もだ」
「早く部屋に行って休もう!」
「「賛成」」
練習が終わった後「夕食ができるまで部屋でゆっくりしてください」と、執事の人が現れ言っていたので部屋で休む事にした。
「やっと、部屋についた」
「じゃあ夕食までゆっくり休もう!」
「はーい」
そうして、三人は各部屋にに入っていった。
---------------------------------------------------------------------
—王国・王様の部屋—
「王様、ミラ王女が勇者様の一人を連れて王宮を出たようです」
「うむ、そうか」
ミラの命を狙っているやからは、王様に伝えに来ていた。
「王様...いや、『依頼人』。ミラ王女が依頼人に伝言を残していきましたので伝えてよろしいですか?」
「その呼び名来るとゆう事は、重要なんだな」
依頼人の正体は、王様でミラの父だった。
「はい、では伝えます。『正体を掴んで例の物を返して貰う』との事です」
「やはり、『あれ』が返して欲しいんだな」
「はい、そのようです。正体がバレてしまったら、私どももやられてしまうので
バレる前に勇者様ごと殺しませんか?」
これは、今後の計画にも関わって来ている事なので殺してもいいのではとゆう提案である。
「いや、しばらくは放置しておけ。今は部屋にいる残りの勇者を駒にすることだけを考えていろ」
「御意」
そうして、部屋からいなくなった。人がいなくなった事を確認してある扉の前に立った。
「ミラよ、私はここで待っているぞ。お前の大切な物と一緒にな!」
扉を開けるとドレスを着ていて口に縄がついていて、話せない女性がいた。
「んー!んー!」
そこの女性は、ミラの大切な物『自分の母』であった。
---------------------------------------------------------------------
—夕食—
夕食ができ、メイドが各部屋に来たので食堂に行っていた。
「久しぶりにこんなにお腹が空いたわ」
「そうだねー」
「あれ、英智いなくね?」
「確かにそうだな」
「英智様は先に食堂に行き、食べて自分の部屋で寝ております」
まぁ、嘘である。今は英智がいるのはミラの元専属メイドの家にいる。脱走したことがバレないように嘘をついている。
「はやっ!」
「俺たちが寝てたからじゃね?」
「俺たちの事を考えていたのか」
「では、食堂につきましたのでごゆっくりお食べ下さい」
ここまで連れて来てくれた、メイドをお辞儀をしてその場を離れた。
「じゃあ食べますか!」
英智がいつも仕切っているが、いないので鉄也が仕切っている。三人が手を合わせて
「「「いただきます」」」
その場にある夕食を食べ始めた。
しばらくして、三人とも急にうとうとし始めて眠ってしまった。
「やっと眠りましたか、勇者は薬が効くまでに結構掛かりますね。さぁ、勇者様達は私達の道具になってもらいます」
薬を料理に入れたのは、王様の側近の執事である。執事は懐からペンダントを取り出して鉄也、陸都、秋夜の首につけた。
「これで本当に勇者様達は操り人形です」
首についたペンダントが禍々しい色を放ち、鉄也達が起き黙々と夕食を食べていた。
誤字等があったら教えてくれると嬉しいです。
鉄也達は操り人形になってしまった。
英智〜鉄也達が操られちゃったよ〜
はっ!急に眠気が...ガタン!