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メガネ勇者  作者: 氷雨 蒼
1章 召喚
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5話 脱走

昼間外で先生から、魔法やサバイバルについて教わって、部屋に帰って来てメガネをつけたままベットでごろごろしていた。

「ついに魔法が使えるようになった」

ステータスでしか分からなかったメガネに付いているスキルを使ってみようと思う。確か、付いていたスキルは【予知】

【感知】【無知】だったな。

予知と感知は、言葉通りでわかるが無知なんだ?まさか無知無能の無知じゃないよな?よし、まずは無知を使ってみよう!


「スキル【無知】‼︎」


メガネに何かが表示されている?

『失われたメガネ』

レーラで作られたメガネ。ある日突然姿を消した。スキルは【予知】相手の行動を予測できる。(メガネをかけていれば、3秒先の行動がわかる)【感知】相手の気配を感じることができる。(メガネをかけていれば、相手が近づいた時に感知し相手の場所を教えてくれる)【無知】無限の知識があり、メガネを通して教える事ができる。(メガネをかけて、目を焦点を合わせれば、教えてくれる。対象は全ての生物、道具などの物が見れる)

メガネに表示された文字を読んでいたらレーラの本が目に入った。


『世界レーラについての本』

世界レーラについてわかる本。100年前に戦いがあってせいで、本当の事が書かれていない。


「これは、ゲームで言う『鑑定』のスキルか?」

どうやら【無知】は無知無能の無知ではなく、無限の知識を持ったスキルの事らしい。どっちかとゆうと『鑑定』のスキルだ。しかし『失われたメガネ』か、どうやって日本に転移されたんだ?

『レーラについての本』には真実が書いてないとあるし、気になる事がたくさんあるな!ミラがまた来たら、聞いてみるか!しばらく考えていると、【感知】が反応して場所を示した。

「これが【感知】この場所に出るとゆう事は、ミラが来るのか?」

【感知】が示した場所は、ミラとはじめてあったである。少ししたら、絵が動き出しミラが出てきた。

「よかった、エイチがまだ起きてた」

「よかったってどうゆう事?」

「話は後、今は一緒に逃げてもうわ!」

「え!」

ミラに突然腕を握られて、絵の後ろにあった通路を入っていった。

「これどこに、向かっているの?」

「とりあえず、外に出るわ」

「外に出てどうするだ?」

「質問が多いわね!王国を離れるわよ。敵に私の行動がバレたから!」

ミラが先に走って、そのあとをついていくように俺は走っている。走りながら会話しているから体力的に辛い。しばらく走っていると光が見えてきた。夕方だが、王国の近くに住む人は活気があふれていた。

「これが、レーラに住む人達か」

「みんな幸せそうにしているわ...こんな事してる場合じゃないわ。行くわよ!」


ミラの後を追いかけながら、レーラの人々を見ていた。地球とあまり変わらない事が見ていてわかった。しばらく走り続けて、ミラが疲れたのか路地裏みたいな所で止まった。

「はぁはぁ・・・ここまで来れば、とりあえず大丈夫ね」

「はぁはぁ・・ミラ教えてくれよ。どうして一緒に城を出たんだ?」

ミラは呼吸を整えて答えてくれた。

「昨日エイチに言ったように、私が狙われているのは知っているわね?」

「うん」

「今日、逃げる為の準備をしていたら相手にバレて狙われている事を知っている、エイチも狙われると思って一緒に連れてきた」

「なるほど...ミラがなんで逃げてきたのかはわかった。俺も狙われるかもって、ミラって意外と心配症?」

「そ、そんなじゃないわよ!」

可愛い反応されたな。もしかして、本当の事だったかな?


「これから、どうするんだ?予想だけど王国出るだろう」

「よくわかったわね、でも今日は無理ね。もう、門は閉まってるだろうから王国を出るのは明日ね」

「今日どこで寝るんだ?まさかここでとか言わないよな...」

「やらないわよ、私は仮にも王女なのよ。これからの旅では必要だろうけど、今は敵にバレちゃうから、この近くに元私の専属メイドが住んでいるから、そこに行くわよ」

「俺、なんも持ってないぞ」

「安心しなさい。この『トレジャーバッグ』に逃げる為に、必要な物は入っているわ」

ミラは俺に何故か自慢そうに『トレジャーバッグ』を見せてくれた。中身を見てみたら、外見に比べてたくさんの物が入っていた。後で【無知】を使って調べよう。

「もう少し、休憩したら行くわよ」

休憩している間に見つかったら、罪になるかもしれないからな。

「そうね、案内するわ!こっちよ」

そうして、ミラの元専属メイドが暮らす家に向かった。


歩いてしばらくしたら着いた。

「ここよ」

「明かりが付いているからいるな」

ミラが、ドアをノックした。

「はぁーい、これはミラ様久しぶりでございます」

寝ている子供を抱っこした女性が出てきた。

「久しぶりね、急で悪いのだけど今日泊めてくてない?」

「後ろの方もですか?」

「彼も一緒によ」

「わかりました。ミラ様の事ですから、後で話を聞きます」

「ありがとう」

許可を取れたので、家の中に入った。

ご飯を食べていないことに、気がついたのかご飯を出してくれた。

「話は食べた後に聞くので今は食べてください」

「「はぁーい」」

俺とミラはご飯を食べた。ご飯を食べ終わり、今日の出来事を話すことになった。

「ミラ様、何があったのか教えてください。子供が寝ているので大きな声を出さないように」

「声に気をつけて話すわ」

そうしてミラが話を始めた。内容は、昨日召喚された俺と3人の事。ミラが狙われている事を話した。

「話はわかりました。敵に場所がバレるかもしれませんので、明日の朝一に商人達がいる所に行って王国を出てください」

「わかったわ。商人のいる場所を教えてくれる?」

「商人がいる所はーーーー」

ミラと元メイドの人は話を続けた。俺は紹介された後眠くなったので、上に上がり部屋で寝ていた。明日も朝から大変だ。俺はそんなことを考えながら寝た。

誤字等があったら教えてくれると嬉しいです。

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