2話 属性とステータス
王様に自分達のステータスを見て来てくれと言われたので今、案内をされている最中だ。
そして、ある部屋に着いた。
「ここで勇者様達のステータスを測りますので一人ずつ前に来て、水晶に手を出してください」
と、王様が言ってきた。
「一人ずつか誰が最初に行く?」
俺は言った。俺が最初やっても良かったんだが、公平にする為みんなに聞いておく。
それからみんな静かになってちょっとしたらある人が手を挙げてくれた。
「じゃあ、僕が最初に測ります」
名乗り出たのが俺の友達の
火神陸都だ。
陸都が水晶に手をかざすと、赤く燃え上がるような光を放った。
「な、なんだ!」
陸都はびっくりした。
「ふむ、なるほど炎属性ですか」
「え、何が炎属性何ですか?」
津々木秋夜が王様に聞いた。
「この世界は、炎、水、雷、風の四つの属性が存在します」
王様の後ろに居る執事みたいな人が答えた。
「なるほど、それで陸都は炎属性に適性があると...」
「はい、その通りでございます」
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ステータス
火神陸都 Lv1 属性 炎
HP 20/20 MP 10/10
攻撃力 14 魔力 17
守備力 9 耐性 8
素早さ 10
スキル
言語理解
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「次は誰やる?」
「じゃあ俺がやる」
津々木秋夜が名乗り出た。
津々木は水晶に手をかざし、緑色の風が後ろに居るみんなにまで届いた。
「これは風属性ですな」
「後ろに居る俺たちまで感じる風だったな」
「それだけ強い威力の風ですね、
コントロールが出来るなれば強い武器になるでしょう」
「具体的に何が出来る様になるんでしょうか?」
「そうですな〜成長次第ですが、森を平地にできるぐらいでしょうか?」
「津々木お前凄いな」
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ステータス
津々木秋夜 Lv1 属性 風
HP20/20 MP10/15
攻撃力 13 魔力 21
守備力 6 耐性 12
素早さ 11
スキル
言語理解
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「さて、鉄也どっちからやる?」
今の所、俺が提案してからやってるから一応聞いておく。
「そうだな〜じゃあ、じゃんけんで勝った方が先にやるか!」
「ok そうするか!」
「じゃあ行くぞ!」
「おう」
「「じゃんけん」」
「「ぽん」」
「よし、勝った!」
「負けたかー」
勝ったのは鉄也だった。そういえば、俺は昔からじゃんけん弱いこと忘れた。他の事には運が良いのにこうゆう時は本当に弱い。
「じゃあお先にやらせてもらいます」
そう言って鉄也は水晶の所に行き手をかざした。すると、水晶が紫色の稲葉のような光を放った。
「これは、雷属性ですな」
「雷と言ったら黄色だと思ってたが、紫なんだな」
「いえ、黄色ですよ。紫に見えているのは鉄也様の好きな色だからとゆう事で紫になっているのでしょう」
「なるほど、だから色が変わるんですね」
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ステータス
大黒鉄也 Lv1 属性 雷
HP 20/20 MP 10/10
攻撃力 11 魔力 14
守備力 17 耐性 10
素早さ 9
スキル
言語理解
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「残りは俺...か」
色々ラノベとかそうだが、こうゆう時は対応が決まっているからな。
「流れ的に俺が一番強いか弱いか決まるだが大丈夫か」
「流れはさいやくだが、どうにかなるだろう」
こう言ったのは、秋夜だ。ラノベとかをよく読んだりしてるから分かったのだろう。
「その時は喜んだり、助けてやるよ」
「頼む」
そう言って、俺は水晶の所に行った。
水晶の所ついて手をかざすとまるで透き通ったような水の光が放った。
「これは水属性ですな。ですが、この色の出方は...」
「この水色がどうかしたのですか?」
陸都は質問していた。だが、
「いえ、なんでもありません」
「そうですか」
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ステータス
相葉英智 Lv 1 属性 水
HP 20/20 MP 10/10
攻撃力 11 魔力 14
守備力 17 耐性 10
素早さ 9
スキル
言語理解・メガネ(予知・感知・無知)
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「.........⁉︎」
なんでスキルにメガネってあるんだ?
明らかにみんなより強い感じだが、今はまだ教えない方が良い気がする。とりあえずみんなの所に行こう。
「これで全員終わりましたね。では、部屋に案内しますのでついて来てください」
「わかりました」
そうしてステータスを測る部屋を離れて、部屋に案内されって行った。
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その時はまだ気がつかなかったが、王様達が不穏な動きをしていた。
誤字等があったら教えてくれると嬉しいです。