地下からコンニチ
初投稿です
よかったら見ていってください
ぴよぴよぴよぴよ・・・
朝から一世紀遅れたような起こし方だな。昨日とかはヘリコプターのプロペラ音だったのに・・・
俺は学校に行くため着替えて、朝食を食べ、玄関を出た。今年は西暦2105年6月3日だ。俺の名前は田中一郎だ。平凡な高校生なのだ。そしてここは日本の真下に作られた地下都市 裏東京 は大きさは日本列島の3分の2ほどで出来ている。ついでに言うと今、西南高等学校に向かって歩いている。最近読んだらラノベではここでパンを咥えた少女にぶつかったり、幼馴染と一緒に登校したり(居るのだが)、銃を持ったピンクのツインテールに会ったりなどするらしいが俺にはそんなチャンスは来ないだろう・・・
そんなことを考えているうちに学校についてしまった。俺のクラスは三年一組である。いつも通り朝ホームルームであったが違う点が一つ、政府の人が来ていることだ。まあ、俺には関係のないことなのだが暇つぶしとしては少し興味がでる。
そしていつも通りに授業が終わり、ホームルームが始まった。
「みんな、先生配るプリント忘れてきたから取りに行くのですこしまっててね」
そういって逃げるように足早と行ってしまった。
一分くらい経ったときに煙が出てきて意識がなくなった。