表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
グリーンスカイ  作者: KOBO
プロローグ
2/19

ダイアー・ジョンソン

デスミオス島 アミルヤ地区

10月23日 A.M.12.30

ダイアー・アグナルは、驚いて目を覚ました。そして、困惑した表情で自分の体を見つめる。

ひどい悪夢だった。こんなに目覚めの悪い日なんてあるだろうか。

ふと時計を見ると、まだ夜中の12時30分だった。ダイアーはため息をついて立ち上がると、窓辺に近寄り、カーテンを開けた。やはり外はまだ暗く、ちらほらと街灯の明かりが見えるぐらいだった。ダイアーは窓辺を離れ、バスルームに向かった。

さっきから、なんだか気分が悪い。悪夢のせいだろうか。それにしても、体が鉛のように重い。

シャツを脱ぐと、案の定、汗でずぶ濡れだった。それを洗濯機に放り込もうとした時、何かに気がついた。よく見ると、首もとから下にかけて、シャツが真っ赤に染まっていた。急いで鏡を見てみると、ダイアーは思わず絶句した。

首筋に黒いあざできて、まるで爪で引っ掻いたような傷跡があったのだ。その後は、まるで首を絞められた跡に似ているのに、ダイアーは気がついた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ