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暴走BOYS  作者: Bくん
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そういえば、二週間前の水曜日。


『クロから預かってきた』

と言われて受け取ったのも、ピンク色が眩しい苺みるくの缶だった。


渡してきたのは広瀬碧で、頼み事のお礼として焼きそばパンも奢ってもらったのだが、正直、組み合わせとしてちょっとありえないと俺は思った。


「あ、何でまた苺みるく? って思った? あれね、俺がクロに吹き込んだんだよ」


「な、何でですか。俺、別に苺みるくが好きって訳じゃないんですけど」



そんなこと一言も言った覚えはない。

飲み物に大したこだわりなんて無いし、どちらかと言えば惣菜パンには炭酸派。


「えー? だって、可愛い子にはぴったりな飲み物じゃない」


「だから、男に可愛さを求めても、無駄ですよ」



むさ苦しい男子校で、可愛いと言う幻想を求めたくなる気持ちも分からなくはないけどね。



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