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暴走BOYS  作者: Bくん
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委員長の万年仮面フェイスも、一般的な学生像からは相当ずれてると思います。


「……で、間宮、藍太郎? あの人って何年生?」



三階からの俯瞰では、顔や体格までは良く分からない。

唯一確かなのは、緑色に染髪した人を俺はまだ見たことがない、と言うこと。


「三年生だよ」


「えっ……」


「だから、間宮さんは、三年生」



委員長はもっと他に喋りたいことがあるのを我慢しているのか、足踏みでも始めそうな勢いで返してきた。


話したいのは分かる。

でもちょっと待って。


「日向さん、二年生だろ?」

「うん」



日向黒はあんな図体してるけど、俺と一歳しか違わないはず。

留年してるとかって話も聞かないし。


いくら体格が良かろうとも。成績や外見が優れていようとも。


高校生活において、一歳の違いはかなり重要である。

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