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暴走BOYS  作者: Bくん
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「どーしてそんなこと訊くんです?」


「アイツと、広瀬と、やる予定だったんだ」


「……チェスを?」


「水曜の朝はいつも」



男二人、朝の図書室でチェス。

それも決まって水曜日。


可笑しな習慣だ。

何処か儀式めいている。


けど、さっきまでの言動に反して日向黒は、広瀬碧のことをそこまで嫌っていないのかもしれない。


俺だったら、嫌いな人間と朝からのんびりチェスなんて無理だもの。


「……え、あれ? ってことはもしかして」


「お前は広瀬の代わり」



そーきましたか。



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