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セカイ身長差事件【類司】

司「じゃあ類、先にセカイに行ってるぞ~。


類「うん、了解したよ司くん。僕も後から行くね。


司「あぁ!


類「ふぅ...。僕もレポート仕上げてセカイに行かなきゃね。(そういえば、司くんレポートどういうの書いたんだろう...。)ちょっとだけ...。


題:「未来のスターになるために必要なこと!!」


類「ほぅ...。面白そうだねぇ...ふふっ


「このレポートでは、未来のスターを目指す者として、日々の努力、心構え、そして演出への理解について述べていく!!スターとは一日にしてならず!!!!」


「① 発声練習の大切さ

未来のスターたる者、声は命!!今日も空の彼方まで届く声を目指して「あぁ~~~~~!!」と叫んできたぞ!!(隣のクラスから苦情が来たが、これは熱意の証である!)


② 仲間との信頼

類の奇抜すぎる演出に毎回巻き込まれてはいるが、そこにある信頼と情熱は本物だ。寧々のツッコミ、えむの応援、全てが俺を支えてくれている!未来のスターは、孤高にして協調性も必要なのだ!!


③ 自分らしさを貫く力

他の誰かになろうとせず、自分の“かっこよさ”と“輝き”を信じること。これが未来のスターにとって一番大切なものだと、俺は思う!!


結論:

俺は、天馬司は、どんな困難が来ようともこの道を進む!!!

世界が俺を知らなくても、俺は世界に名前を刻むのだ!!!

それが――未来のスターというものだ!!!!

署名:未来のスター 天馬司サイン


類「ほ、ほぅ...中々におもしろいじゃないか。途中、”奇抜すぎる演出”は余計だったけれどね。


~一方セカイでは~


司「類。遅いな...。はっ!まさかなんか事件でも...?!...ん?なんかいつもより身長が8cmほど大きい気が...


うさぎぬい「ツカサクンツカサクン、カガミミテ。司くん司くん、鏡見て。


司「ん?鏡か??どれどれ...。ってうぉ?!身長伸びてる?!


うさぎぬい「イマセカイガオカシクナッテルノ。ダカラキットルイクンノシンチョウモ...。今世界がおかしくなってるの。だからきっと類くんの身長も...。


類「やぁ司くん、またせたね―――。ってあれ?司くん、いつもより少し大きい気が...。


司「...。(類を見つめる)


類「つ、司くんどうしたんだい?僕の顔になにか付いて...。


司「類、ちょっといいか。(類を引っ張る)


類「...。?!司くん...。?


司「はっはぁーん、これでよーくわかった。このおかしくなったセカイでは...。


ううさぎぬい「ワ...?


司「俺と類の身長が入れ替わっている!!(どや)


類「ほぉ~...。これは興味深いね。確かに、司くんと僕の身長が入れ替わっているね。


司「ふっふっふ...。


類「おや司くん、珍しく冷静だね。いつもだったら「なにッ?!」と驚いているのに。


司「ふっふっふ、類、スターを甘く見てもらっちゃあ困るぞ!!


類「ふふっ、そうだったね。司くん、高くなっても可愛いなぁ...(ぼそっ)


司「うん?類今可愛いって言ったか??


類「いっ、言ってないよ、多分、空耳じゃないかな...?(やば...声に出してた...?)


司「それにしても類!!小さくて可愛いなぁ!!あの類がこんなに可愛らしいサイズになるなんてな!!はーはっはっは!!(ペシペシと類の頭を叩く)


類「...


司「ずっとそのままでいいんじゃないか!!

~その後、元に戻った。~


類「ふふっ、ちっちゃくて可愛いね司くん。(頭を撫でる)


司「悪かったと言っているだろう...。(むす)


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