見た目で騙されるってそりゃそう。
判断するには視覚がいちばんだもの。
いちばん頼ってる。見た目。
例えば営業という職種の人。
清潔感のある髪型や地に足ついた服装、ほんのり笑顔で挨拶して心の門戸を開く。
見た目で油断させたら、
敬語と親しみやすい話し方を織り交ぜて落ちついたトーンで話す。
そこから売りたい商品の話題に入っていく。
悪いことや詐欺する人ってたぶんこの辺りを極めてんじゃないかしら。決して営業さんが悪いことをするわけではないけれど、プロフェッショナル度合いとしては同じだと思ってる。
背景に馴染む見た目に少しは警戒して欲しいのだ。
田んぼの近くのほっかむりした人、
住宅地のママチャリ乗ってそうなおとなしそうな女性、
電気屋さんやガス屋さんぽい作業員の格好した人、
電車の中のスラックスとワイシャツの男性、
爽やかに挨拶する地味な若者、、、
年老いた母なんて、見た目だけで信用しちゃって立ち話だけならとなって、少し話したらもう心を開いちゃって、とんでもなく心許ない。
「◯◯がお得ですよ」とか言われたり、変に親切な人に気をつけてねと言ったってたぶん効かない。
母はたぶん心が豊かなんだろう。そうだろう。と思って放置している。疑り深い強面な父が横にいてくれるからまだ何も起こってないのか。
娘の心配は尽きない。