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青銀の魔法術士  作者: ねうねう
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ツクシノ街へ

「なぁ、最近やけに魔獣の討伐依頼増えてねぇか?」


 いつものように狩りに出かけ依頼をこなした後の昼食で、アサギはナグサに話を振る。ナグサは少

し考え、自分の気のせいではないことを知る。


「てっきりこれが普通なのかと思ってたけど、やっぱり違ったんだね」

と食事に手を付けながらナグサは感想を言う。

「でも何でだろうね?ここら辺とかなんかすっごく強い魔獣とかいないんでしょ?住む場所を追い出されたとかご飯がなくなったとかそういう事なら分かるんだけど、そうでもなさそうだし」

「今日は何の依頼受けるの?」

「あんだけ多いんだ、適当でも良いだろ」


食事を終え、万組舎に向かい今日受ける依頼を探す、ナグサは依頼表を一つ一つ眺めながら今日受ける依頼を考えているようだ。ナグサが依頼表板をじっと眺めていると不意に地面が揺れバランスを崩し依頼板に顔をぶつけてしまう。

しばらくすると揺れは何事もなかったかのように収まった。


「またか、最近やけに地震が多いな」

「いたた……なにこれ?」

ナグサは依頼板に顔をぶつけた拍子に剥がれ落ちた依頼表を手に取り内容を確認する。


「アサギさん、こんなのありましたよ」

ナグサは拾った依頼表をアサギへ見せる。

「鎌蟲か、場所は……ツクシノ街か」

「そのツクシノってどこら辺にあるんですか?」

「今いる街がオオワって名前なんだが今いるオオワの東北辺りだ、こっからちけぇし報酬もいいな。行ってみるか」

ナグサとアサギは荷物を整えツクシノ街へと向かうため輸送用の馬車を捕まえ乗り込む。


 がたがたと音を立てながら馬車は進む。

「お客さん、見たところ万屋のようですがどこに行かれるんです?」

「ツクシノ街までだ」

「ツクシノですか……」


アサギがツクシノ街の名前を出した途端に御者はばつが悪そうな声になる。ナグサは御者の雰囲気が変わったころに対し疑問に思いアサギへと声をかける。


「アサギさん、あの人何か変じゃない?」

「確かに……。なぁ、ツクシノ街で何かあったのか?」

「それがですね―」


なんでも最近はツクシノ街の近辺で地震や地盤沈下が相次いでいるらしく、輸送中に荷馬車が崩落に巻き込まれる事例もあるため近寄らないようにしていたらしい。


「なぁ、その地震っていつからだ?」

「確か半月ほど前でしょうか」

「半月前か……もしかしたら最近起こってる地震となんか関係があるかもしれねぇな」


 道中魔獣に襲われるアクシデントも発生したがその都度魔獣を討伐、撃退し三日かけツクシノ街へと到着する。馬車を降り目にした光景にナグサは呆然とするのだった。

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