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ナビンの書 (ゲーム・映画・漫画・アニメ等の脚本及び 書き物の物語の素材集)  作者: Music Philosophy Official (ミュージック・フィロソフィー・オフィシャル)
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ナビンの書 ----神生記--勇者と魔王の伝説の章----

ナビンの書


----神生記--勇者と魔王の伝説の章----


~伝説の聖剣と伝説の魔法~


01


--光望の歴 1511年--


英雄オレス、聖なる剣、「アビラキシエ」を手にし、魔王「アナホヌカ」を倒し、魔王アナホヌカは封印され、闇に包まれし世界に光を取り戻す。

英雄オレスは、囚われの姫「エミー」を救って妻とし、「ツウェイ・パ オーレ大陸」の、「ネクイエス王国」の王に即位し、そしてその寿命をまっとうしたこの年の、収穫の月11日、第1番目の太陽ヌスの鎮守として崇められた。

太陽ヌスは、英雄オレスを神に選んだ。



--剣王の歴 979年--


ツウェイ・パ オーレ大陸のネクイエス王国は、889年間にわたり治世が続いていた。


ネクイエス王国 「ドザレア地方 アリア州 メオヌカ村」

農夫、「ノーマン」の息子、ムファントスがこの年に誕生した。

ムファントスは、人一倍の才能と能力を生まれながらにして持っており、人一倍嫉妬心が強く、人一倍妬み嫉みが強く、人一倍野心と自己顕示欲が強くて、己の欲望を満たすためなら他人を殺める事など平気でいた。そしてムファントスは、己の力を誇示するため、魔法使いの師をも手にかけた。



--剣王の歴 995年--


ツウェイ・パ オーレ大陸のネクイエス王国の西方にある山脈には、怪物達が治める「オノマン帝国」があった。

ムファントスはこの年、オノマン帝国の怪物達を治める怪物の「皇帝ババドス」を殺し、力によりオノマン帝国の皇帝の座を奪った。そして、剣王の歴 997年、皇帝ムファントスが率いるオノマン帝国の強力な怪物や魔物の軍勢は、ネクイエス王国に攻め入りそして、剣王の歴 998年 落日の月23日にネクイエス王国の王都、「バトラシア」は陥落し、ネクイエス王国はオノマン帝国に敗北した。



--剣王の歴 1000年--


この年、英雄オレスの血を引く子孫であり、ネクイエス王国の王と、その側近達はレジスタンスを結成し、局地的なゲリラ戦でもって皇帝ムファントスの軍勢と戦っていたがしかし、ネクイエス王国、58代目の王「ラルス・ガリオス・メリフォンソ=ガガリエル・ル・オレス・クルーバ」王は、皇帝ムファントスとの激戦の末に落命し、ラルス・クルーバ王のその息子、「オクスムス王子」は反乱軍の女戦士「セノザナ」にかくまわれた。

そして、海光の月9日、皇帝ムファントスはネクイエス王国の「ニフ火山」に封印されし魔王アナホヌカの封印を千年ぶりに解き、皇帝ムファントスは魔王アナホヌカの魂を己の肉体に取り込んだ。



--黒月の歴 元年 昇陽の月1日--


旧ネクイエス王国の王都バトラシアの「ニェータスナヴシオン城」にてムファントスは、大魔帝王に即位した。

大魔帝王ムファントスは、魔盾の魔法、「アフスフクリア」の力で無敵の身体となり、そして数々の勇敢な者達は、大魔帝王ムファントスに戦いを挑んだがしかし、誰も大魔帝王ムファントスに傷一つも付けられずに敗れていった。



--黒月の歴 4年--


この年、魔王アナホヌカの力は完全に復活した。そして大魔帝王ムファントスは、大魔帝王アナホヌカと名を改めた。斜陽の月13日の事である。


02


--黒月の歴 30108年--


魔物が人間を駆逐している暗黒大陸、ツウェイ・パ オーレ大陸。

3万年ものながい間、ツウェイ・パ オーレ大陸は闇に包まれていた。大魔帝王も3代目となり、大魔帝王アナホヌカIII世がツウェイ・パ オーレ大陸を支配していた。

しかしなおも生き残っている人間達は細々と存在しており、希望を捨ててはいなかった。


ツウェイ・パ オーレ大陸の北にある大陸、アム大陸の都、オカウィムに、太古の昔の伝説に伝わる戦争で倒れてもなおそびえたつ古塔、ナタャートの塔があった。


神ナビンの子

神の子 人々の観測者

魔法使い ウォーハムス


惑星インより使われし魔法使いウォーハムス。

世界の監視者として人知れず、ナタャートの塔にいた。

神ナビンの子、魔法使いウォーハムスは、世界の全ての事が書かれている書、ナビンの書の中のほんの一部分だけの事が書かれている書物、「ナビンの欠片の書」の一つを手にしていて偉大な魔力を持っていた。

魔法使いウォーハムスは南の大陸、ツウェイ・パ オーレ大陸がながい間、暗闇に包まれている事を憂いて、ツウェイ・パ オーレ大陸に光と闇の均衡を取り戻すためにこの年、魔法使いウォーハムスはツウェイ・パ オーレ大陸に渡った。お供の「オビアン」と共に。

この年の、円赤の月15日、魔法使いウォーハムスとオビアンは「ナグラレア地方」の「ホトクマイス島」にて、英雄オレスの子孫、「エポス・オレス・クルーバ」と、女戦士セノザナの子孫の「ザノン」を発見した。そしてエポスは、ホトクマイス島の「ラトストゥラツァ山」にて、魔法使いウォーハムスの修行を受けた。



--黒月の歴 30111年--


この年、修行を終えたエポスは、魔法使いウォーハムスとオビアンとザノンと共に旅に出て、「ザカイド地方」の「アトナ半島」の朽ち果てた古い神殿にて、失われていた聖剣アビラキシエを見つけ出して手にした。



--黒月の歴 30112年--


古の英雄オレスの子孫である勇者エポスの帰還を知った人々達は歓喜に沸き、ツウェイ・パ オーレ大陸の各地で一斉に決起し、大魔帝王アナホヌカIII世と魔物達、オノマン帝国に対して逆襲にでた。

勇者エポスと魔法使いウォーハムスと召喚士オビアンと騎士ザノンと人々達、人間側の光の勢力とそして、オノマン帝国の大魔帝王アナホヌカIII世と大魔帝臣12使徒と魔物達の側の闇の勢力とのツウェイ・パ オーレ大陸の戦乱は150年間にもわたった------



--黒月の歴 30267年--


150年間にもわたったツウェイ・パ オーレ大陸の大戦は数々の戦を経て、勇者エポス達が率いる人間側の軍勢が徐々に、オノマン帝国軍側の砦や城を次々と落とし、街や領土を解放してゆき、そして天下分け目の大戦、「メグオス山脈の戦い」で、オノマン帝国軍の大魔帝臣12使徒の1使徒である大軍師「ツァートゥィカビフシュ」が討ち死にして人間側の軍勢が勝利した。星花の月28日の事である。

この、メグオス山脈の戦いでの決戦の人間側の軍勢の勝利以降、圧倒的に勇者エポス軍が有利となり、豊果の月2日、遂に勇者エポス軍は旧ネクイエス王国の都、バトラシアを奪還しそして、ニェータスナヴシオン城の玉座の間に大魔帝王アナホヌカIII世を追い詰めた。

だがしかし、大魔帝王アナホヌカIII世は、魔盾の魔法アフスフクリアの無敵の能力があり、殺す事が出来なかった。聖剣アビラキシエでもってしても大魔帝王アナホヌカIII世に傷一つ付ける事も出来なかった。

無敵の魔盾の魔法アフスフクリアはその昔、大魔帝王ムファントスの時代に第1番目の月ヌームに祈りを捧げ、一番大切なものと引き換えに月ヌームと取引をして得たのである。(大魔帝王ムファントスが捧げたのは父親のノーマンの命であった。)

無敵の魔法アフスフクリアに対抗し、魔法使いウォーハムスはナビンの欠片の書を使い、勇者エポスが率いている、新ネクイエス軍の12聖将


第1聖将 億万大将軍 エヤス

第2聖将 日光元帥 シカン

第3聖将 常勝軍師 バウツ

第4聖将 万力中将 ヨフ

第5聖将 万馬少将 ゲンシ

第6聖将 千槍仙人 チョウ

第7聖将 千剣師匠 シュキセ

第8聖将 千弓先生 コウチ

第9聖将 空天将軍 ロゼン

第10聖将 陸覇将軍 ティーグ

第11聖将 海破将軍 マト

第12聖将 歩兵の達人 フ


達の勇敢なる魂を、第2番目の太陽ドーンアケスに捧げて、勇者エポスの寿命を1万2千年延ばした。

そして、勇者エポスと大魔帝王アナホヌカIII世との大激闘は、1万年も続いた------



--黒月の歴 40125年--


光陰の月6日、遂に、無敵であった大魔帝王アナホヌカIII世の寿命が尽き果てて、大魔帝王アナホヌカIII世は倒れた----

こうして勇者エポスはアナホヌカに勝利した。

人々達はやっと何万年ぶりかの平安を得、敗北した魔物達は元の西方のオノマンの地へと敗走していった。

大魔帝王アナホヌカIII世の魂は、第1番目の月ヌームに取られ、そして元の名前である魔神ムファントスとして第1番目の月ヌームの鎮守として、オノマンの魔物達に崇められた。

一方、大魔法使いウォーハムスは、第2番目の太陽ドーンアケスの守り神となった。



--聖安の歴 元年--


勇者エポスと臣民達は、新生ネクイエス王国を建国した。

英雄オレスの子孫、勇者エポス・オレス・クルーバ王は、その2千年後、永眠した------

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