ナビンの書----マーク・パウロ記----
00
★アイデア帳 殴り書き 走り書き メモ 後にアレンジ・創作 キーワード★
ウルティマI
ラスボス 「モンデイン」
舞台 「ソーサリア」
「ソブリンオーブ」(UKの王室の実在する宝玉)
キャラ 「リヒャルト・ガーネット」(ウルティマの作者、リチャード・ギャリオット氏より)
不死の宝珠を持つモンデイン。主人公、タイムマシンでモンデインが不死の宝珠を手に入れる前に戻り、モンデインを倒す。
ローグ
キーアイテム「イェンダーの魔除け」
ファミコンソフト
爆笑奇ゲーム
「忍者COP サイゾウ」
宇宙・チの宇宙か、宇宙という名の宇宙
遠い別の銀河系
金を食す人々が暮らす黄金の国
ジパング→ヤパニア
聖剣「アビラキシエ」の由来。
聖剣「エクスカリバー」の綴り、
「Excalibur]を逆から読んで命名。
本編
ナビンの書
----マーク・パウロ記----
01
舞台
「パラレリア」という名の宇宙
「地の河」という名の銀河系
「プロメテウス太陽」恒星系
第三惑星「ジオス」
神「デウス・エクス・マキナ」
Deus Ex Machina
宿星暦1024年
「アラシア大陸」
「ポートガリア王国」
「フィネル山脈」
私の名は、マーク・パウロ。
魔法使いの修行の身である。そして今私は、聖地巡礼の旅をしているのである。
3月1日 昼12時の半ばころ----
私は空腹を覚えており、どこか落ち着いて昼の食事ができる場所を探していた。
すると、私の視界にとある小屋が視認できたので、私はその小屋の戸を叩いた。何度も戸を叩いたのだが小屋の中からは何の応答も無かった。
外は初春の陽光が照っていて少々暑かったので私はその小屋の中で休息しようと失敬して小屋の戸のドアノブに手をかけた。すると、木がきしむ鈍い音とともにその扉が開いた。この扉には鍵がかかっていなかったのだった。私は失礼し、早速小屋の中へと入り、木製のテーブルの横にある木の椅子に座って、ホッと一息ついた。
私は皮袋の水を飲みつつ手持ちのパンとチーズを食していた。だがしかし、何だか隣の部屋から怪しいうめき声が聴こえてきた。私は食事を止め、椅子から立ち、そのうめき声はもしかしたら凶暴なモンスターなのではないかと細心の注意をはかりながら好奇心が勝って恐る恐る隣の部屋に踏み込んだ。
----その部屋には、木の檻の中に閉じ込められている男の子供がいた。
しかし、その男の子はピクリともせずに固まっていた……。
何だかとても、どんな言葉にも言い表せない不気味さであったので私はその部屋を後にしようと後ずさっていたら、その木の檻から声が聞こえてきた。
「オリヲ アケテ ボクヲ タスケテヨ」
だが私はその声を無視してこのまま小屋を飛び出して去ってしまうともしかしたら幽霊にでも呪われてしまうのではないか? という変な偏狭的な恐怖心からか、とりあえずその変な声のとおりに木の檻の扉の鍵を探し発見し、そして木の檻の扉を開けた。
私は思わず呟いた。
「コンナ セマイトコロニ トジコメラレテ オキノドクニ」
するとおもむろに男の子が動いて元気いっぱいに喋りだした。
「ベ~ッ! オドロイタカ!! コレハ イタズラダヨ!」
「ワーッ!!!! ビックリシタナア! オニイチャン ホントウニ シンゾウガ トマッチャウカトオモッタヨ。デモ ブジデヨカッタナ」
「トクベツニ オニイチャンニ スゴイジョウホウヲ オシエルネ」
「イッタイ ドンナジョウホウダイ? オニイチャン ワクワクスルナア!」
「ハルカヒガシ アラシアタイリクヲコエタ ハルカカナタノヒガシニ オウゴンノクニ 「ヤパニア」ガアルカラ ボクトイッショニ イコウヨ」
私は何か巨大な見えない力に衝き動かされ、というか見えない神の手に動かされるように、その遥か彼方東にあるという黄金郷、黄金の国、ヤパニアを目指して旅する事となった。いたずら好きな少年「フロイド」と共に。
フロイドはなぜ、どうやって木の檻の中に入っていたのかは不明である。(フロイドは教えてくれない。おそらくただのいたずらの一環であろう)




