本編⑬ ── 少しずつ、変わっていく
春が過ぎていく。いや、時期的に言えば始まったのだろうが。
まあとにかく、春休みが終わった。
四月の初旬。春休みの気分がまだ晴れていないのか、なぜだか定期的に欠伸をする奴もいれば、机に伏して寝ている奴までいた。
長い休みが終わって最初の講義の、面倒臭さと言ったらそれはもう半端なものではない。俺も寝てしまいそうなくらいだ。
講義が終わり、小林たちと帰ろうとすると、忌々しいことに花岡は篠原と一緒に帰っていた。花岡くんは三次元ゴミとか言いながらも彼女を作っちゃうフレンズなんだね!
それにしても、あの二人はどこまで進んだのだろうか。なんとなくだが、あの一回以降セックスしてない雰囲気が漂ってる気がする。
「なあ小林」
「?」
「おまえって、童貞なの?」
「そっ、そりゃあな。相手がいないししょうがないジャン」
「だよなあ」
俺たちはもう、一生童貞な気がする。
オタクにならなかったら、普通にあのリア充グループのなかに入ってたのかな、俺も。そんなことを最近、ふと思うようになった。
今日、PCを使えないという危機に陥ったので、いま朝六時なのですが、漫画喫茶で小説を書いています。
だからこんな文字数なわけです。本当は篠原メインの話をしようと思っていたのに!
というわけで、ここから少しずつ話が動いていきます。
では、次回は明日投稿させていただきます。




