第20話 社交パーティーに向けて
───朝ご飯であるバター付きのリンゴジャムトーストとサラダはとても美味しかった………。と、満足するヒマは無いままモーニングを済ませた後、社交会に出席する為のマナーレッスンが始まる。
場所は領主館にあるダンスルーム、まずは社交ダンスを披露する為、ダンスの練習だ。規模はよくテレビや雑誌で見た事あるであろうバレエ教室くらいだ。
「もう一回、初めっ」
女性講師がパンっと手を叩いて号令を出すを
「はいっ」
レオタード姿のソフィアはダンスの練習。ダンス用の手すりを掴み、まずはフォームを調整する。
「身体が硬いわよ。はい、やり直しっ」
「はいっ」
講師による厳しい指摘に、ソフィアは額からキラキラした汗を発し、返事をする。体力には自信はあるけど、ダンスにおいてはリズムに合わせつつ、呼吸と柔軟に身体を伸ばさなければならない為、スタミナの消費が凄まじい。
(頑張って下さい、ソフィア様)
ミランダはソフィアのダンスレッスンを見守り、声に出さずに応募する。
───そして練習開始から十数分。慣れて来たのか………ソフィアに柔軟な動きが徐々に披露が出来るようになる。
「はい、もう一度よ」
「はいっ」
講師の指導に、ソフィアはフォームの調整を披露するのである。音楽の音色に合わせ、柔軟に、そして時に力強く、滑らかに…………。
ダンスルームの入り口にて、レオナルドが通りかかり、ソフィアによるダンスレッスンをひょっこりと眺める。
(頑張っているみたいだな…………)と、関心するレオナルド。
(あ、レオナルドだ…………)
ダンスルーム入り口にて、レオナルドの姿に、思わず陽気に手を振るソフィア。
「ソフィアさん、ダンスレッスン中によそ見は関心しませんよ」
ダンス講師により、一喝されるソフィア。
───その次はペアを組み、実際にダンスをする実戦練習だ。もちろん相手はミランダである。
「よろしくお願いしますね、ソフィア様?」
「よろしく、ミランダ」
ソフィアは言う。
そしてダンスルームにて、2人による実戦練習によるダンスが披露される。互いに手を繋ぎ、ダンスルームに響き渡るのは、ダンス講師によるリズミカルに手を叩く音。
2人は互いに手を繋ぎ、リズミカルに手を叩く講師の音色に、柔軟な動きを意識したダンスを、ミランダがリードする形で披露する。
「お上手ですよ、ソフィア様」
ミランダはニコっと微笑み、褒めてくる。
「ありがとう、ミランダ」
ソフィアはつい、嬉しくなって返す。始めはリズムに合わせて身体を動かすのが難しく、その中で成長し、技術がアップしたら嬉しい。




