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さよなら宇宙

作者: 白之 絲

宇宙が終わる日

どんな色に成るだろう

どんな音が鳴るだろう


星が爆ぜて

岩が砕けて

石が飛んで

まるで 大きな花火のように


光る星たちも

光をもたない星たちも

宇宙の終わりには 等しくただの星になる


星を星と呼ぶ生き物もいなくなって

星はただのモノになって

モノのいのちを終えるのだろうか


宇宙の外には何があるのだろう

何もないかもしれない

何かあるかもしれない

たくさんの宇宙が生まれては 壊れて

遥かな先に さらにおおきな営みがあったりして

宇宙の外には なにも無かったりして


想像は宇宙をも超えていくけれど

この目で宇宙を見ることはできぬ

何があって 何がなくて

いろいろな宇宙の姿を 考えてみて

広がる世界に 飲まれていく


わたしのなかの宇宙は

わたしが終われば消えるのだ


わたしが わたしにさよならする時

宇宙は どんな姿を見せるのだろう


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