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異形教師と精霊学園でスキル無双

 西暦2xxx年 地球に精霊や亜人、平行宇宙の異形が到来し、人類と密かに共存することを政府は黙認された。であるのでこの国では精霊や異形が人の姿に変装して妖術の学園に通っているので都市には大体何ヵ所かはあるようになった。

 僕こと石動ライトは妖術学園に通っている。公務員の父にパート勤めの母と姉じつに平凡な家柄である。しかしそれはライトが才能を開花させた瞬間から精霊や妖怪の通う学園に登校することになった。そんなこんなな段階で信任副担任のマユラソレイユ コルベール先生の美術のデッサンについての説明をきいていた。

 「このようにして濃い濃淡をつけ、影を立体的に描いてください。また質感を出すように近くと遠くの遠近法も意識してください。何か質問はございますか。」

といって先生は満開の笑顔で眩しい煌びやかさで問いかけた。

生徒たちは黙々とブロンズの置物をデッサンしている。

ここでチャイムがあり、生徒たちはデッサンのノートを片付け出している。


〜翌日

土曜日に1人で石動はカフェのテーブルで新聞を読んでいると担任のルフォーことルドルフォ・レーネスト先生が石動が座っている後ろから覗き込んできた。

「石動くん。こんにちは、最近の調子はどうですか。先生のこと大好きだから新聞読んでくれたんですね。私も新聞の漢字の練習をしていますよ。」

さっそうと現れて新聞を挟んで向かいに座りお調子良く話すこの教師こそ、本性は異形、仮面をもつものペルソナである。

 ペルソナは精霊や妖怪、淫魔などとどうように容姿端麗でスキルが使用できる。

 この僕のことが気に入っているらしいルドルフォ先生は

片眼鏡越しにスミレ色の瞳で、済ました表情で紅茶をかき混ぜている。肩にかかるくらいのショートボブのブロンドはお淑やかに見える。

ここでルフォー先生は僕に最近は困ってないか。手伝えることがあれば異形のことを知るもの同士助け合おうと言われる。

僕はただ相槌をして、ここの会計を済ませた。


マユラ先生は僕が担任と仲良いのを知って、僕と仲良くなればルフォー先生と共通点が増えると話しかけるようになり、

この副担任のことをちょっとだけ好きになってきた。

マユラ先生はオリーブのようなヘーゼルブラウンのロングを片方に垂らしている。こちらも片眼鏡をして、灰色の目、親しげな表情に、華やかな微笑、まるでスタンドガラスか壁画から出てきたようなエキゾチックさが伺えるのだ。

「石動さんはレーネスト先生が異形に詳しいのはご存じなんですね。よかった。わたしもこの話をすることができて光栄でふよ。」

僕は相槌をして、先生さえ良ければ異形連合に紹介しますとおまけしてあげた。

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