表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/30

6、対策思いついたぞ

色々整理した結果私はメルナでスフィーク侯爵家の1人娘。そんでもってお母様はもう他界している。

それでなんだっけかぁ、来月で10歳だよね。


…10歳ねぇ。

誕生日パーティーという名のお父様に媚び売りたい大人達が集まるからおもっしろくもないその名前当てゲームをしなくちゃじゃーん。

だるーーーーい。


あれ?…思うんだけどさ。

別にパーティーいらなくない、か?


だって毎年のことながらお父様は王宮のお仕事で抜けれないし、そもそもパーティー開けって言われてるわけでも…ない!!!


きたなこれ。


それにたぶん10歳の誕生日パーティーで王子が祝いに来た時、メルナは王子に惚れちゃったんだよ。

確かね…。



「お誕生日おめでとう、メルナ嬢。いつも君の父を独り占めしてしまってごめんね?でもスフィーク騎士団長はいつも君のことを話してくれるよ」


「お、王子様…」



って感じだったなぁーーー。

いやいや!騎士団長が王子の護衛についてるからそのことをわざわざ?謝罪してくれたのに、メルナは王子様だけは私のこと考えてくれてる!!

なーんて勘違いしたんだよね。


それにお父様は私のことを王子に話すほど私のこと知らんだろって。


つーまーりっ。

王子はなかなか計算高い腹黒系だと思いまーす。

関わらない方がいいタイプ!


騎士団長の娘で侯爵令嬢の私には良くしとけよーって親に言われたのか、自分で考えたのか知らんけどピュアで寂しがり屋なメルナを弄ぶ奴とは仲良くなりたくないっす。


フラグおりまーす。

つまりだ!

パーティーはなしの方向で。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ