表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/30

25.結局どっちなのです!?

木曜日、土日はお休みさせて頂くことになりました。ご迷惑お掛けしますが、楽しんで頂ければ幸いです。

「へくちゅっ」


メルナは読んでいた本から目線を上げ、ミリナを見つめた。


「寒い?サリナ。ミリーにホットミルクを」


今は我が侯爵家の誇る庭にあるガゼボで3人仲良くお茶をしていた。といっても、メルナは本を読んでいて、グレイスは勉強。ミリナは1人で人形遊びをしていた。


3人でいるがもう、お互いが気を使うこともなく気楽に過ごせる関係にまでなっていた。


「お待たせ致しました。それと、こちらをどうぞ」


ホットミルクをミリナの前に置くと、サリナはミリナの方にブランケットをかけた。、


「もうすぐ冬ね…」


紅葉も散り、木も飾りげがなくなっている。、


「あぁ。ミリー、寒いのなら中へ戻ろう」


グレイスをペンを置くと立ち上がりミリナの頬を撫でる。ミリナはグレイスを見上げたあと、チラッとメルナの様子を伺った。


はいはい、空気読みますよー。

どうせ、ミリーのことだから、お姉様1人残して行けないっ!なんて思ってるのでしょうよ。


パタンッ。


「私も中に戻るわ、風邪ひいちゃやだしね」


メルナが本を閉じて立ち上がると、ミリナは嬉しそうに駆け寄って腕に抱きつく。

そして、ミリナははさみ、3人仲良く手を繋いで屋敷の方に歩き出した。



…ん?

あの馬車って。お父様…だよね。

え、帰ってくるの早くない⁉︎今日もどうせ夜遅くに帰ってくると思ってたのに。


屋敷の前に止まった馬車からアスナが降りた。

アスナは、庭の方から歩いてくる3人に気づいた。


えーーー、なんで待ってんなよ。さっさと自分の部屋にでも行けば良いのに。


メルナはアスナの前に到着すると笑顔を貼り付けた。


「おかえりなさいお父様。今日はお早いのですね」


しーーーーーん。


え。なんなんだろう。口も聞きなくないのかな。

メルナがいったい何をしたって言うんだよ!この無表情な騎士団長様に好かれるとか無理ゲーすぎん?


ジロッ。


アスナの目線がメルナの手元にいく。


「…あぁ。副団長が復帰したから色々と融通が効くようになった。それより。…何故手を繋いでいる」


あぁ、前回の戦で肩を足を負傷して休んでいた副団長さん戻ってきたんだ。ふーーんって、え?手⁉︎

手って繋いじゃダメだっけ貴族。

うそ。


「あぁ…すみません。行儀悪かったですか」


グレイスが戸惑い気味に謝る。


アスナはその言葉にハッとして首を振る。


「いや。そんな事はない。すまない、気にするな。仲良くやれているようで良かった」


アスナはそう言い残し、屋敷に入っていった。


いいんかいっ!!

だったら、ヒヤヒヤさせないでよもう〜。

やーーっぱり、よく分からない…アスナ・スフィークめ。


メルナはしばらく、去って行ったアスナの後ろ姿をジッと見つめていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ