10、これってわがまま?
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よろしくお願い致します。
「ふぁーー…」
メルナは猫のように少し上を向いてクワ〜っと口を開けてあくびをした。
「ふふっ。よく寝られたようでようございました。先程は少し驚いてしまいましたが、これからはこれくらいに起こしに参りますね」
コクンと頷くメルナ。
でもほんとよく寝たわねぇ。
やっぱり睡眠って大切ね、前世の私しっかり寝とけよ!もう!
まー、まだ10歳ってこともあって寝ようと思えばどんだけでも寝れる体。
…。
起きてからボーーッと部屋を眺めているメルナにサリナを紅茶を用意しながら声をかける。
「…どうかされましたか?」
「いや、…うんピンクだなって」
改めて見ると私の部屋ってなんかリボンやレースでやたらゴテゴテしてるし、ピンクも眩しくないか。
「?」
首を傾げるサリナ。
「サリナー、今日は街にいこっか」
「は、はい?」
いや、待てよ。
シンプルにめんどくさいな外に出るの。
…私はお嬢様。侯爵令嬢、だよね?
うしっ。
「待って、やっぱりノルド呼んできて」
少ししてサリナがノルドを連れて戻ってきた。
「お呼びでしょうか?」
朝から爽やかな笑顔ねノルドよ。
「ごめんね朝早くから呼び出して。それで早速だけどさ私の部屋の家具やドレス含め全部捨ててくれない?」
メルナの話に相槌をうっていたノルドの動きが止まった。
「「⁉︎」」
あれ?そんな変なこと言ったかな私。
後ろサリナまで口を押さえちゃってるんだけど。
もしかしてわがまま過ぎたのかなー、やっちまったよ。




