表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

68/80

第2話 思慮

 深夜、瑠依は見張りをしていたが眠くなってきたので、眠っていたケルベロスに声をかけた。

「ねぇ、ねぇ、ケルベロス。眠くなってきたから、見張り交代してもらっていい?次は勇治を起こしてね」


「うむ、わかった…」

 ケルベロスはゆっくり起き上がり、瑠依達から少し離れた場所で見張りをした。


「クウに寄りかかって寝るかな…」

 瑠依はクウの側に行き、目を閉じた。



「…………瑠依達に……」

 瑠依は寒くなってきたから、火をくべようと目を開けたら、話し声が聞こえてきた。



「たけるの事は……」

 誰が話しているんだろうと思い見渡すも、誰も起きている様子はない。

「……魔神が間もなく来るのじゃ………」



「…私の力だけではとても…」



「こ、この声はお姉ちゃん!?」

 瑠依は立ち上がった。


「どうしたのじゃ、瑠依?」

 ケルベロスが走って戻ってきた。


「今、お姉ちゃんの声が聞こえたんだけど…」

 瑠依は周囲をキョロキョロしている。


「唯?ここにおるはずなかろう…」

 ケルベロスは静かに言った。


「だよね……空耳かな~?」


「疲れておるのじゃ、瑠依。ゆっくり休め……」

 ケルベロスが優しく(さと)した。


「また戻って来てくれないかな………聞きたい事、たくさんあるのに…」

 瑠依はそう呟きながらクウに、もたれかかって目をつぶった。


 瑠依を見守っていたケルベロスは見張りに戻った。

「唯……わしはどうすればいいんじゃろ…」

 ケルベロスを夜空を見上げながら呟いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ