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第1話 ダンジョン突入

 瑠依、勇治、リク、クウ、エクシリア、ルシアン王子がダンジョンに向かう当日。



「エクシリア、3人の事を頼んだわよ。瑠依、もしもの事があったら、クウを王宮まで飛ばして。瑠依は魔法が使えるから、剣より先に杖の方に魔石を埋め込んで」

 ディオーネは、心配しているようであった。


「大丈夫ですよ、ディオーネ様。リクがついてますから。杖に魔石を埋め込んだら、次のダンジョンに向かいますね」

 瑠依は自分の杖を見ながら話した。


「私、ドキドキするわ~。魔石なんて埋め込まれて、変になったらどうしましょう…」

 絵里が心配している。


「何も変化ないか、言い伝え通りの杖なら、強力な回復魔法が使えるはずよ。回復魔法が使えるようなら、お母様、みんなの事を守ってあげて下さい」

 ディオーネが絵里に言った。


「はい、頑張ってみます」

不安気に絵里が言った。



 ルシアン王子は、ソフィ王女と話をしている。


「お兄様、スレイヤーソードをお持ちになりましたか?薬草は忘れてないですか?開放の指輪は身に付けて…」

 ソフィアが矢継ぎ早にルシアンに言っている。


「全部確認したよ。とっと済ませて、とっとと帰ってくるさ」

 1ヶ月前と違って、ジョエルから特訓を受けたおかげで、少しは身体も逞しくなっている。


「さあ、みんな出発するぞ。ソフィ、後の事は頼んだよ」

 ルシアンはそう言うと、みんなを引き連れ王都を出発した。


 ひたすら平原の道を歩いていた。

 勇治は

「エクシリアさん、ダンジョンまで遠いんですか?」

 と聞いた。


「歩いて1日ぐらいね。ダンジョンまで出来れば魔物と遭遇したくないわね」


「案外近いんですね~」

 瑠依が返事した。


「大切な魔石だから、あんまり遠いところに置いておく訳にはいかなかったんじゃないかしら」

 とエクシリアが答えた。


「遭遇したら、逃げないで退治するしかないよ」

 ルシアンが口を挟んできた。


「勇治、わかった?」

 瑠依が言った。


「逃げねぇし…」

 勇治はポツリと呟いた。


 すると道の先から、魔物数匹向かってきた。

「ルシアン様、どうやらゴブリンのようですね」

 そう言いながら、エクシリアは剣を抜いた。


「よし!戦闘態勢だ!」

 ルシアンもそう言いながら、スレイヤーソードを抜いた。


「私がここから遠距離攻撃してもいいですか?」

 そう言うと瑠依は、詠唱すると雷の弓と矢を6本を出現させ、6本一気に矢を放った。

 遠くでバタバタとゴブリンが倒れていった。


「瑠依、凄いわねー!」

 エクシリアは、感激している。


「師匠に鍛えられましたから」

 少し照れながら瑠依が言った。



 数時間後、ダンジョンに到着した。

 古代の遺跡のような建物だった。


「前に私とエクシリアと勇治、後ろに瑠依とクウとケルベロスの順番で入ろう」

 緊張した面持ちでルシアンが言った。


 瑠依は頷き、ケルベロスを召喚した。

「ケルベロス、ダンジョンに着いたよ。一番後ろから付いてきて」


「うむ、わかった」


 古代の遺跡の扉の前にルシアンは立ち、開放の指輪をはめた手を扉に当てた。

「開放せよ…」

 そう唱えると扉がゆっくりと開いていった。

 中は真っ暗である。


「お父様、光を照らして」

 エクシリアがそう言うと、勇治は剣を構える。


「了解」

 健一がそう言うと、遺跡の中を剣の光で照らした。


 下に降りる階段があるのみだった。

 一行は慎重に階段を降りたのだった。

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