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第18話 雷の魔法

 翌日


 ディオーネと瑠依、エクシリアと勇治、それぞれ宮廷の中庭で訓練している。


「今から瑠依が精霊を召喚出来るか話してみるわよ。異世界の人間に精霊が呼応してくれるか分からないけど、もし精霊が召喚出来れば強力な魔法が使えるわ」

 魔法の訓練中、ディオーネが提案してきた。


「分かりました」


「先ずは私が使役している炎の精霊、サラマンダーを呼び出すわよ」

 ディオーネはそう言うとサラマンダーを呼び出した。

 ディオーネはサラマンダーと会話するも、直ぐにサラマンダーは消え去った。


「駄目だったわ…次は氷の精霊、フェンリルよ」

 フェンリルを呼び出すもフェンリルも消え去った。


「次いくわよ…爆炎の精霊、イフリート!」

 イフリートは、呼び出されるも話もしないうちに消え去った。


「瑠依にはケルベロスがいるんだもの気にしない、気にしない」

 絵里が慰めている。


「瑠依…異世界の人間には、精霊は拒否反応を起こすみたいね…今の雷の魔法を使いこなすしかないわ…」

 ディオーネはため息をつきながら瑠依に言った。


「ん~、私、ディオーネ様が使っている雷の魔法にちょっと工夫して使ってみようかなと思ってました。私、弓道は得意なんです」

 そう言うと瑠依は、雷の魔法を唱える。

 すると、弓と矢の形をした雷が出来た。

「バチバチ、バチバチ」と音がする。

 瑠依は、弓道のように弓を引き矢を空に放った。

 雷の矢は凄い早さで空を駆け抜けて行った。


「瑠依…あなたは雷の魔法を極めていった方がいいわ」

 ディオーネは、雷の矢が放たれた方向を見ながら(唯…やっぱりあなたの妹ね…)と唯の事を思い出していた。



 エクシリアと勇治も訓練している。

「勇治、基本的な事は教えたわ。けど、あなたはまだ子供だから腕力では魔物に敵わない。そして魔法も使えない。もし魔物に囲まれた時の技を覚えてほしいの」


「分かりました」


「剣を横に薙ぎ払うの、こんな風に」

 エクシリアは実践して見せた。

 勇治はそれを見て、真似していた。

「こうすれば広範囲に攻撃出来るから。私も一緒にダンジョンに行くけど、あなたたち姉弟を守る事が出来ない時もあるわ。だからあなたが瑠依を守るのよ」

 そう言いながら二人はまた訓練を再開した。


 離れた所から、リクとクウは勇治達を見つめていた。

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