表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦国志  作者: 夜神 颯冶
うつしよ語り
1/6

戦国史

語られなかった歴史

 

       戦国時代と呼ばれた昔。


       日本は()(もと)と呼ばれ、


   各地で大小様々な紛争が絶えなかった時代。




暗黒時代とも言えるこの時代、

()(もと)は各地で、豪族ごうぞく,士族と呼ばれる、

様々(さまざま)な勢力に分断され争っていた。


これを現代社会の国際紛争こくさいふんそうに置き換えた場合、

様々な国が利権を求め争うのに似ている。 


そう戦国時代を見るとき、

現代社会の縮図(しゅくず)が見えてくる。  


ただしそのスピードは昔の(せんごくじだい)何倍も速いが。


近年(きんねん)、中国が突然近代化を始めた時、

日本の成長期を驚くほどなぞっているのに

驚かされる。



戦国日本の高度成長期、工業が急速に発展し、

工業排水の増加にともない、

水俣病(みなまたびょう)などの病気が蔓延(まんえん)した事は、

日本人の記憶にまだ新しいだろう。 


中国も同じように工業汚染が蔓延し、

コピー商品が蔓延している。



その後の人口増加バブルを()てバブル崩壊、

驚くほど中国は数年で、

この経過をまるで辿(たど)(よう)に、

日本の歴史をなぞっている。


そして今現在、

これを書いている西暦2018年現在、

世界は混沌(こんとん)の紛争ラッシュの中にある。


イスラム国が世界の人々を人質に、

人質ビジネスを始めた時代、人質ビジネスは、

何もこの時代の専売特許ではなかったのを

ご存じだろうか。


日本が日の本と呼ばれ、

戦国時代と呼ばれた時代、

日本でも普通に人は売買されていた。


その用途は様々で、

大名家(だいみょうけ)では(おも)に政治利用され、

同盟と言う名の従属(じゅうぞく)()いたり、

見せしめに殺すことも日常的にあった。


これ以外にも普通の(たみ)の場合は、

戦争で負けた国の人が奴隷となって

売買されるのは当たり前にあった時代である。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ