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真夜に煌めく紅と瑠璃  作者: 深月ゆね
第1章
10/23

再会(9)

「あぁ……そうか、そうだな。夜夜、玖苑、ついてこい。中で詳しく話を聞こう」


紅焔(こうえん)様が身を翻して鳴尹(めいゆん)宮へと入っていくと、玖苑もその後に続いた。



私も2人を追いかけようと歩き出した時、


「夜夜様……っ」


近衛騎士に名前を呼ばれて足を止めた。


くるりと身を翻して振り返ると近衛騎士の2人が私に向けて深くお辞儀をしてきた。


「お久しぶりでございます」


「随分と美しくなられましたね」


2人のさっきまでの無表情が穏やかな笑みへと変わっていた。


最初は全く気が付かなかったが、この2人は私が皇宮にいた時からずっと紅焔(こうえん)様の住まう鳴尹(めいゆん)宮で護衛をしていた近衛騎士だった。


2人とも言葉遣いは丁寧で同じような話し方だが、少しキツめの印象を持つのが() 理耀(りよう)で普段から穏やかななのが(はく) 明瞬(めいしゅん)だ。


「ふふ……っお久しぶりですわ。相変わらず、理耀(りよう)明瞬(めいしゅん)は変わりませんのね」


「それは、当たり前です。夜夜様が居なくなってから4年しかたってないんですよ」


「そうですよ。……夜夜様、私達はあなたのことを信じております。何があっても、私達はあなたの味方と言うことをお忘れなきよう」


先程とは違い、恭しく頭を下げられた。


あんな事があっても、わたくしには味方がまだ居たのですね……。


理耀(りよう)明瞬(めいしゅん)、わたくしはあなた達に出会えて幸せですわ。ありがとうございます」


にっこりと笑みを浮かべて軽くお辞儀をすると、紅焔(こうえん)様達のあとを追いかけて鳴尹宮へと入った。

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