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美少女徐霊ハンター鑑霊子 第1章   作者: *拓ちゃん*
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道場破り?(笑) その貴女はロシア系ハーフ。

合宿最終日の朝けたたましい若い女性の叫び声がこだまする。


???「たのも~ たのも~!」


清美「全くこんな朝っぱらから何ですか? ここは道場ではなくて神社ですよ?」


???「ここは徐霊ハンターの集まりだと聞いてやって来たどうかお手合わせ願いたい。」


霊子「見た所外国の方の様ですけど貴女のお名前は?」


???「これは失礼しました。頼む以上こちらから名乗るのが礼儀。 私は ソフィア グランディス ロシア人の父と日本人の母とのハーフ 20歳の大学生 〇〇学園に通っております。」


如月弥生「おや 私らと同じ学園の様だが 留学生かの?」


ソフィア「はい 中学からこちらの学園に世話になっております。」


弥生「あそこの学園は小学生から大学までの一環校じゃからな不思議では無いわな」


ソフィア「見た所手練れが五人いらっしゃいますが何方が相手して下さいますの?」


霊子「私が行きます。ここでの特訓の成果皆さんに披露しますわ。」


清美「霊子さんなら合宿では一番の成長株 しかも何やら秘密の特訓もされてる見たいですし。」


霊子「あらら(汗) バレバレですか ソフィアさん 私は霊子 基本攻撃は霊波動です。」


ソフィア「霊子さん 宜しくお願いします。 私も霊波動は得意です。私は霊波動と波動剣を得意とします。」


すらーっと細身の鞘から抜かれた剣は西洋のスポーツに使われる剣の様だった。


清美「確かロシアにもアラタカとアラワシに匹敵する霊剣が有るとは聞いていましたが」


ソフィアが気合いを剣に込める。


ソフィア「はああ!」


弥生「見事な波動じゃ 剣子どのと月美の剣に勝る共限らない程の波動」


剣子・月美「スゴいです」


霊子「月美さん波動の試合が終わりましたら剣をお借り出来ますか?」


月美「良いですけど使いこなせますか?」


霊子「貸して頂けますか?」


月美に了解を得てアラワシを握りしめ気合いを込める。


霊子「はああ!」


月美「ウソ いつの間にあんなに」


弥生「これはまた見事な波動じゃ。試合が楽しみじゃの」


清美「では1回戦は波動戦 2回戦は剣の試合で双方宜しいか?」


ソフィア・霊子「宜しくお願いします。」


清美「では始め!」


霊子「はああ!」


早速霊子が先制 鋭い波動がソフィアを襲う。


素早く避けるソフィア。


ソフィア「く! やりますわね。当たったら只ではすまない。」


霊子「ふふ 全力で行きますわよ。さあそちらも」


ソフィア「言わずとも はああ!」


霊子「く! 早い!」


何とか避けるものの素晴らしい波動の応酬に会場も熱を帯びる。


桃子「ふええ やっぱ道場破りだけ有って威力は凄まじいですね。」


清美「桃子さんここは神社の合宿所です(苦笑) 勝負は一瞬でつきそうですわね」


桃子「ふええ 清美さん すみません(苦笑)」


桜子「まあ 朝っぱらからいきなりたのも~ですから道場破りと勘違いされても仕方無いです清美さん(苦笑) 確かに実力は伯仲しているので一瞬の油断が命取りになりそうです。」


百合江「私のヒーリング機能が役にたたなければ良いのですが」


剣子「清美さんそこに至る様なら試合止めて下さいますか?」


清美「ええ解りました。今は私は審判なので大丈夫です。」


その時にソフィアの着地した後バランスが崩れ床に片手をつく。


ソフィア「く!私とした事が」


霊子「チャンス! はああ!」


狙い済ました波動はソフィアの脇腹を掠める。


ソフィア「く!不覚‼」


清美「一本‼ 波動の試合霊子さんの勝ちです。」


ソフィア「もう後が有りません。全力で行きます。」


ソフィアが鞘から剣を抜くと直ぐ様波動を込める。


ソフィア「はああ!」


霊子「月美さんアラワシを」


月美「霊子さん 頼みます。」


霊子が月美からアラワシを受け取ると直ぐ様気合いを込める。


霊子「はああ!」


弥生「相変わらず惚れ惚れする波動じゃの 月美お主も負けてられんの?」


月美「お姉様 私の実力も負けては居ません。」


弥生「ふふ そうじゃの」


ソフィアの細身の剣が霊子を襲う。


ソフィア「はああ!はああ!」


なりふり構わないソフィアの速攻にジリジリと壁際に追い込まれる霊子。


霊子「く!相変わらず剣捌きは流石ですわね。」


桃子「霊子さん 頑張って」


霊子「桃子さん 大丈夫です 最期の一撃を放つ瞬間が勝負です。」


ソフィア「お覚悟を はああ!」


最大級の波動を込めソフィアが最期の一撃を仕掛ける。


霊子「今ですわ!」


スローモーションの様な動きで霊子が一瞬素早く剣先を交わし。


霊子「貰った! はああ!」


放つ剣先がソフィアの腕に掠める。


ソフィア「く! 私の敗けです。」


清美「それまで! 霊子さんの勝ち‼ 百合江・桃子さん・桜子さん」


百合江・桃子・桜子「解りました。」


3人がソフィアの元に駆け寄り負傷した箇所に手を翳して気合いを込める。


3人「はああ!」


ソフィア「こ!これは?」


清美「それはヒーリング機能痛めた箇所を修復する波動です。」


ソフィア「何と日本にはその様な機能も ああ 傷口が塞がって行く。」


清美「それを今日月美さんにも伝授しようと話してた所です。ソフィアさん貴女も今日の特訓に参加して貰えますか?」


ソフィア「解りました。先程は数々のご無礼失礼しました。ペコリ。私も特訓に参加させて頂きます。」


清美「百合江さん大丈夫ですわね?」


百合江「はい。清美さん任せて下さい。」


清美「では各自最期の特訓です。

解散。」


皆「了解。」


各自思い思いの特訓に熱が入る来るべき異形との最終決戦に向けて。


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