徐霊開始
私は今年で二十歳の某女子大に通う学生で有る。
容姿端麗スポーツ万能器量良しまあ世に言うお嬢様系美少女(自分で言うか(笑))で有る。
でも自分には近年頻繁に霊に取り付かれる人々の霊が見れてそれを浄化出来ると言う特技が有る。
今日も依頼主に頼まれ取り付かれた人の所に来訪する所で有る。
家の前に辿り着きインターホンを鳴らすと母親が応対してくれて奥の部屋と通された。
母親がこの娘ですと指差す所には奇怪な唸り声を上げながら奇怪な行動をする自分と同じ位の年の娘が居た。
私はこの娘何歳か尋ねると19歳だと応えてくれた。高校卒業して大学には受かって通う直前にこの様な常態になり大学には休学届けを出したと言う。この常態になり3か月目と言う。
大学を訊ねると私と同じ大学の後輩だった。
母親に「見た所三等霊見たいですね直ぐに済みます準備をしますので私と彼女の二人だけにして下さい」
彼女の周りに六芒星の印を張り呪文を唱え始めると彼女が突然苦しみ出す
霊子「さあ出なさいそこはあなたの居る場所では有りません」
呪文を唱えながら霊子が取り出したのは霊波動砲 徐霊した霊を圧縮して閉じ込め更なる悪霊退治の弾となる霊子の必殺武器だ。
霊子「さあお入りなさい。ここがあなたの居場所です。」
霊子が気合いを込めて「悪霊破断」と叫ぶと苦しんで居た彼女の体から三等霊が飛び出し。
霊子「はああ」と更に気合いを込めると霊子の持つ霊波動砲の中に吸い込まれて行った。
がくりと項垂れる彼女私は彼女の側に駆け寄ると背中に印を切り「はあ」と気合いを込めた。
すると彼女はうっすらと意識が回復して「あれ?私は今まで何を?」
霊子「もう大丈夫貴女の中に居た霊は私が追い出しました。気分はいかが?」
???「少し頭がボーっとしますが大丈夫です。」
霊子「3か月取り付かれて居たから仕方無いわね。しばらく休んで居れば回復しますわ。そう言えば自己紹介まだでしたわね。私は〇〇女子大の二回生 鑑霊子です。」
???「あ 同じ大学の先輩何ですね。私は一回生と言ってもまだ通って無いですけど 桜 桃子と言います。」
霊子「大学はお母様が休学届けを出して有りますから今日中に手続き済ませれば明日から通えますわ。 明日から同じ学生ですね。宜しく。」
私は笑顔で握手を求めると
桃子「こちらこそ宜しくお願いします。先輩」
二人は握手を交わした。
霊子「私はお母様に挨拶をした後に帰ります。これ私の携帯番号です。何か有れば何時でも連絡頂戴」
彼女にメモを手渡した
桃子「ありがとうございました。後でまた連絡して見ます。」
霊子「それじゃ ごきげんよう また明日学園で」
桃子「はい また明日です。」
ぺこりとお辞儀をする桃子を見送るとリビングに居た母親に挨拶をして私は帰路に着いた。