想像・空想・妄想
読むにも書くにも想像力は大事だと思う。
読んでいて、文字を追うだけで風景や様子なんかが映像として浮かぶ作品に出会うと、とてものめり込んでむさぼるように読んでしまう。それはきっと上手い下手ではなくて、単に好みの問題だと思うけど。自分でこうして書いていると、想像を掻き立てるように書けているかな、と気になってしまう。そうすると、綴りたい内容をさしおいて、言葉を選んだり、並びを気にしてしまって、結局気に入らない文章になってしまうことが、けっこうある。
もうさっそく1行目のことからそれた気がするけれど…。いいんだ、散文だもの。散文がどんなものか、正確に理解しているわけでもないけども。むしろ自己流理解だけども。
想像…外部から与えられた情報をもとに、それを思い浮かべる
空想…こうだったらいいな、とか思い描く。空を飛べたらいいな、とか
妄想…下心による空想(専門用語的なものは含まない)
かなって思います。うん、似たような言葉を自分なりに定義?意訳?するのはけっこう面白いかもしれない。ほら、こうやってすぐ話しが斜めに進んでいくのです。時にはさかのぼったりして。そしてこういうのが散文かなって思っています。散文というかエッセイ、か。エッセイってなんだろうと思って検索してみたら、
-複数の論理や断片的な思考に積極的に身を任せ、脱線や逸脱や逡巡をいとわない。-(「kotobank」より引用)
とあったのです。とてもすてき。大きな木を想像しました。テーマをひとつ、幹に据えて、身を任せるがままに思考の枝葉を拡げていく。うわー、すてき! もうだいぶ、幹から離れている気もしますが。
あぁ…、時間をおいたら何が書きたかったか忘れてしまった…。