そこにはいつも君がいる
小説のお供に、読むときでも書くときでも、いつでもそこにいてほしい存在。特に今の季節は温もりが恋しいし。手を伸ばせばつるりとした肌に触れる。引き寄せてそっと口づけを、して。
ずずず、とお茶を飲むのです。
マグカップを新調してごきげんです。黒を基調とした大きめの、右手で持てば真っ直ぐな茎に葉が4枚の模様、左手で持てば水滴がぽたたっと落ちているような模様。お気に入りです。大きいと洗いやすくていいよね! 磁器というよりは陶器、であってるのかな。土っぽさが窺えるほうです。温かみがあってさらにお気に入りです。
お茶と書きましたが中身は珈琲牛乳(無糖)です。黒いカップとも好相性。
母がお茶を淹れてくれた時は緑茶かストレートの紅茶がほとんでした。自分で淹れるようになってからしばらくはミルクティー(無糖)ばっかりで、最近はほぼ珈琲牛乳(無糖)です。
なぜかこのごろ家でミルクティー飲むと気持ち悪くなるんですよね…。友人たちにそう言ったら、紅茶にミルクは合わないよ、と言われました。世のミルクティーに喧嘩売る気か。
きっと、きちんと淹れたものは美味しいんだろうなぁ。
黒いコーヒーカップを父にプレゼントしたことがありました。高校生くらいのときだったかしら。何かで贈り物を探してて、いつもコーヒー飲んでるから、カップにしようと思って。そこまでの発想はよかったんですけどね。いかんせん思春期だったもので(?)
父は、コーヒーをブラックで飲んでいたのでした。
黒い器に黒い液体を入れるという暴挙。
母にたいそう呆れられ、父は娘からのプレゼントなので喜んでくれたと思いますが、コーヒーカップは母によって戸棚の奥に仕舞われました…。懐かしい、思い出。クッ。