エッセイストになろう?
私は目を見開いていた。
いつものように、今日はどの小説が更新されているかな…と、ログインしてすぐ更新チェック中の小説の欄に目を向けて。
いつもにはないものが、その上に表示されていた。
感想が書かれました
しばし固まる思考と行動。
目は見開かれたままである。
上と下のまぶたに力が入っているのを感じる。
なんだか面白い感覚だ。
いや、そんなことに感心している場合ではない。
この感謝と喜びを、今こそ執筆にぶつけるべき!
私は褒められて伸びるタイプである。
とはいえ、この作品についてはもう完結でよいかな…と思っている。
小説家あるいはエッセイストを目指してみた私が綴ってきた散文たち。
だいぶ迷走していると言わざるを得ないが…、それでもひとつの終着点にたどり着けたと思う。
それは、物語であれエッセイであれ、文章を書くということは楽しく、読んでもらえることは嬉しく、そのどちらも私はとても好きだということだ。
エッセイについて散文したことに、私はとても満足している。
これからはいろいろなことについて自由な思考を試みていきたい。
そのために、ひとまずいちど、筆を置こうと思うのだ。
とても短くなってしまいましたが、この作品はこれにて完結となります。
疑似人格的な「私」が小説家あるいはエッセイストになりたいという希望をもっての成長物語風ななにか、でした。
物語を創る難しさを学び、散文する楽しさを実感できました。
今後は「私」ではなく、中の人…? がふつうに自由に何かについて書いていけたらと思っています。
封印中のエッセイ作品があるのですが、ちょっと読み返したら文章がひどくて再公開なんてとんでもないと震えています。
マシな内容のものを手直しすればなんとか…。
ともあれ、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
またどこかでお会いすることがありましたら、そのときはよろしくお願いいたします。