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小説家になろう?  作者: UYAM
剣と魔法の世界RPG的なお話を書いてみよう?
15/19

回復役が活躍する空想小説を書きたい

 「私」はファンタジーMMORPGが大好きだ。上手いわけでも積極的な性格でもないけれど、サブクエストのクリアを積み重ねていくのは楽しいし、メインクエストの壮大なストーリーを追うのも楽しい。生産素材や称号、モンスターカードなどの収集にも目がない。とはいえ面倒くさがりなところもあるので、自分のできる範囲でのことだけれど。


 最近はそんなファンタジーな世界を人様の小説で楽しんでいる。そうすると、自分でも書きたくなってくる気持ち、お分かりいただけるだろうか。決して真似してやろうということではなく、自分のほうが面白いものを書けるということでもなく。そう、小さい子供の頃の、楽しそうに遊んでいる子たちの輪をみて湧き上がる気持ち。


「仲間にい~れて♪」


 この一言に込められる想いはそれぞれだろう。何の気負いもなく言える子もいれば、ものすごく勇気が必要な子もいる。それでもやっぱりいちばんは、一緒に楽しく遊びたい、そんな純粋な気持ちだと思う。分かち合いたい、共感したい、遊びの輪を広げたい。


 今回はそんな気持ちが膨らんだことと、回復役に思い入れがあることが合わさって、表題の件に至ったのである。



 さて、小説家を目指している「私」であるが、全くの素人であり、正しい小説の書き方なんてものも知らず、完結まで書いたことのある小説といえば小学生時に国語の授業で提出したものくらい…といえばその程度が察せられるというもので。

 だからこそ、せめて完結を意識して考えていかねばと思うわけであるけれど。MMORPGの良さである「終わりのない冒険」の世界をさまよっていた身としては、悩みどころであるように思う。死亡エンドは嫌だし、成長して結婚して子供が出来て世代交代して…と今からダラダラさせることを考えても仕方ないし。やはり書きたいことを書き終わったら「俺達の冒険はこれからだ」的に締めくくるのがよいだろうか。

 さらに立派な小説にするためにはメインクエストとサブクエストを上手く絡ませていきたいところではあるけれど、思いつく気がしない。全く世の作家さんたちへ尊敬の念を禁じ得ない。


 今のところ考えているのは以下になる。


・レベルや能力が数値化されていない世界観

・魔法、打撃などの威力は熟練度で上がる

・主人公は回復役

・攻撃役に蔑ろにされて独立

・回復役や防御役などの後方支援中心の活躍

・魔法と属性について

  火:攻撃特化

  風:攻撃と速度系

  水:回復と微攻撃

  土:防御と微攻撃

  光:神的な種族のみ

  闇:魔物的な種族のみ

・魔力の多少、適正などもある

・詠唱について

  魔力をインクにしてワードと内容を書く

  世界に認められれば登録されて使える


 ゲーム脳というかファンタジー脳というかを晒していて大分恥ずかしいのだけれども、それ以前にストーリーに関する事柄が2つしかないことに、少し遠くを見てしまう。

 これだけだと、世界観の説明を延々としたあと、主人公と攻撃役の諍いのち、防御役とパーティーを組んで、冒険はこれからだ! で終わってしまう…。

 ミニクエストに当たるギルドや住民からの依頼…、ん? そう言えばギルドのことは何も考えていなかった。けれど、一般的なものがいいだろうと思う。奇をてらいすぎても、というのもあるし、一般的になっているということはそれだけ理にかなっているということだろうから。

 その悪く言えばマンネリになっている部分をいかにストレスなく読んでもらえるかが作家の腕の見せ所なのだろうな。いや、自分の首を締めるのはやめよう。



 それにしても。

 気軽に「小説を書きたい」と思ってみたものの。

 用意しなければいけないものがたくさんあるのだなぁ。


 …主人公の人物設定すらまだなのだけど、大丈夫だろうか。


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