表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

お中元

作者: half bloom

お中元が届いた。

お中元というのは頼んでもないのに贈られてくるだけに開けるときにあまりわくわく感がない。

むしろ食べたくもない食べ物なんかが入っていたりすると厳しい。

この前は父親のお得意先から大量に漬物が送られてきて身内だけでなくご近所におすそわけすることになった。



そして今、ゆうパックで送られてきた箱の包装紙を取り去り、ふたを開けると、そこには中くらいの細長い瓶が横に3本並んでいた。

そして私は度胆を抜いた。とともに驚きのあまり目を見張った。


いびつな形をした中身をよ~く見ると、なんとそこにはなんかどろどろした液体に漬けられた猫の頭、胴体、尻尾が入った瓶が並んでいたのだから。

猫の表情や大きさからして未熟児で、母親の胎内で死んでしまったのだろう、というかそうでなくては法律でどうとかいくらなんでもこんなものを送り付けてくる知り合いってどうなんだとか考えて頭がくらくらしそうだった。。。。

そもそも猫って美味しいのか。



そういうわけで、外国で猫料理を堪能したらしい身内にこっそり食べてもらうために即転送したのだった。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ