狭隘(きょうあい)
初投稿です!よろしくお願いします!
つまらない人生だ
自分の吐く息の冷たさで目を覚ます
強張る体を手で擦りながらベッドから抜け出し、ストーブに薪をくべる
━━小さな火種が大きくなる様を
まだうすぼんやりとした視界の中に捉えつつ、漏れ出た言葉
いつもより炎が明るく見えるのは、何か良いことの前触れだろうか
そんな思いを抱いてふと窓の外に目を遣ると、曇天に白い綿毛が舞っている
あぁどうりで、、、
口をついて出た言葉に音が乗るより前に
今しがた巡らせた考えは思い違いであったと気づく
いつもとは違うモノを見つけては胸を弾ませ
その度大したことでは無いと気づき憂鬱になる、そんな日々の繰り返し
━━いつから色が抜け落ちたのだろう
幼い頃は見聞きし感じるモノ全てに心躍り、あんなにも大きく色づいていたのに
知れば知るほど色褪せ、苦しくなっていった
世界は急速に狭まり、いつしか藻掻く隙間も無くなった
狭く苦しい箱の中で今日も変わらぬ一日を過ごす
人生で初めて書いた小説です。短すぎて小説と呼べるものなのかも怪しいですが。汗
自分の世界を狭めているのは他ならぬ自分自身だよ的な事をテーマに書いてみました。
一歩を踏み出した自分に向けた内容でもあります。
長編を書くための練習として今後もいくつか短編を投稿する予定なのでまた見に来て頂けると幸いです。
A.E.I




